赤犬の名言10選!名言の背景やセリフの意味や理由を考察【正義・敗北者】

今回は、赤犬の名言10選を紹介していきたいと思います。

 

海軍本部大将として初登場した赤犬ことサカズキ。

今では、海軍元帥の地位に就いています。

正義のためには、犠牲も厭わないという考えを持ち、敵味方関係なく、サカズキのことをよく思っていない人物が多くいます。

 

そんなサカズキの名言を背景やセリフの意味、理由なども考察して紹介していきます。

名言① おどれの身勝手で正義の面目丸潰れじゃろうが!!!

赤犬の名言10選!名言の背景やセリフの意味や理由を考察【正義・敗北者】

出典:ONEPIECE

ドレスローザ編では、麦わらの一味とローがドンキホーテファミリーと対立し、見事勝利しました。

 

王下七武海の一人であるドンキホーテ・ドフラミンゴは、ドレスローザの王として支配していました。

そして、自身に歯向かってくる国民たちを、おもちゃに変え、武器の密輸に関する労働をさせていたのです。

また、四皇カイドウと契約を結び、人造悪魔の実であるSMILEを製造していたのです。

 

これらの悪事が、麦わらの一味をローの活躍によって、ドレスローザ中の国民にバレてしまいました。

そして、情報が漏洩し、国民を逃がさないために、イトイトの実の能力を使用して、ドレスローザを囲んでしまいます。

ドフラミンゴの糸は、非常に固く、ドレスローザを囲っている鳥かごを壊すのは不可能です。

 

さらにその鳥かごは、少しずつ小さくなっていき、いずれ鳥かごの中にいる国民たちを切り刻んで殺してしまいます。

逃げ惑う国民たちをよそに、海軍はドフラミンゴを立場上、倒すことができませんでした。

そして、ドフラミンゴを倒そうとしているルフィに全てを託してしまったのです。

 

ドレスローザでの海兵の指揮を担当していた、海軍大将藤虎ことイッショウは、国民を守り、避難誘導することしかできませんでした。

ルフィは、見事ドフラミンゴを倒し、ドレスローザを救います。

しかし、アラバスタの一件と同じようにこのままでは、海軍がドフラミンゴを捕まえたと情報操作されてしまうと考えたイッショウ。

 

そこで、生中継で放送されている前で、イッショウは土下座をして、海軍の不備を詫びたのです。

そんなイッショウの勝手な行動を聞いたサカズキは怒ります。

イッショウが詫びて、不備を認めてしまえば、海軍の信用問題になってしまいます。

海軍の信用を守るために、サカズキは大激怒したのです。

 

おどれの身勝手で政府の面目丸潰れじゃろうが!!!

 

海軍を守ろうと、元帥の立場でイッショウを一喝する迫力のあるワンシーンでした。

名言② やるんなら徹底的にだ!!!

赤犬の名言10選!名言の背景やセリフの意味や理由を考察【正義・敗北者】

出典:ONEPIECE

エニエス・ロビー編で描かれたロビンの過去編での、サカズキの名言です。

ロビンの故郷、オハラでは、考古学の研究が盛んに行われていました。

オハラの学者たちは、空白の100年の歴史を解き明かすために、歴史の本文(ポーネグリフ)を解読、研究していました。

 

歴史の本文(ポーネグリフ)の解読は、世界的に禁止されており、犯罪行為とされています。

オハラの学者たちは、内密に解読の研究を行っていたのです。

 

歴史の本文(ポーネグリフ)の探索のために、海に出ていたロビンの母、ニコ・オルビアが捕まったことで、オハラの研究がバレてしまいました。

世界政府は、オハラの研究の捜査をし、歴史の本文(ポーネグリフ)の研究をしていることが発覚。

そして、オハラにバスターコールが発令されたのです。

 

バスターコールでは、海軍本部の中将が5名、軍艦を引き連れて来ます。

攻撃対象にいる人間の命は保証できません。

無差別に総攻撃が始まります。

 

その5名の中将のうち、一人が当時海軍本部中将のサカズキでした。

オハラが攻撃対象とは言え、犯罪行為を犯したのは、あくまでオハラの考古学者たちでした。

関係のない者たち用に避難船が用意されていたのです。

 

しかし、サカズキは罪のない人間が乗っていた避難船をも攻撃の対象とし、避難船を爆撃してしまったのです。

周囲の海兵たちも、この行為には驚きの表情を見せます。

当時海軍本部中将であったクザンもこの行為には苦言呈しました。

 

やるんなら徹底的にだ…!!!

 

考古学者が紛れ込んで、逃げようとしているかもしれないという可能性を考慮し、サカズキは砲撃しました。

一人でも考古学者を逃せば、今回の攻撃での全ての犠牲が無駄になると考えたのです。

可能性から悪を根絶やしにしなければならないという過激にも思えるサカズキの考え方が顕著に表れたセリフでした。

名言③ 海賊という悪を許すな!!!

赤犬の名言10選!名言の背景やセリフの意味や理由を考察【正義・敗北者】

出典:ONEPIECE

頂上戦争では、ポートガス・D・エースの処刑を巡って、白ひげ海賊団と海軍の戦争が勃発しました。

ルフィの活躍で一度は、エースの解放を許してしまいました。

その後、サカズキがエースを殺し、戦況を大きく変えました。

 

白ひげも黒ひげによって殺され、すでに戦争の目的は果たした状態になりました。

しかし、海軍の指揮は全く下がりません。

むしろ過剰なまでに、海軍の指揮は上がり続けていったのです。

 

そのとき、海軍の指揮を取り、海兵たちを引っ張っていたのが、サカズキでした。

白ひげとエースを失い、戦う目的を失った白ひげ海賊団とは対照的に、白ひげ海賊団と傘下の海賊たちを根絶やしにしようと指揮を上げる海軍。

目的を果たし、戦意を失った敵を最後まで追い詰めていきます。

 

海賊という悪を許すな!!!

 

海賊を許さない姿勢を持つサカズキ。

邪魔をするなら味方であろうと容赦はしません。

 

サカズキにとっては、滅ぼされるべき対象が海賊なのです。

ここまで海賊を許さないのは、過去に海賊との間に何らかの因縁があったのかもしれません。

名言④ お前はただの火わしは火を焼き尽くすマグマじゃ!!

頂上戦争

出典:ONEPIECE

頂上戦争編で、エースの解放を許してしまった海軍。

その後は、エースとルフィが中心になり、海軍に立ち向かいます。

エース解放という目的を果たした白ひげ海賊団は、海軍本部から逃げ出そうとします。

 

海軍側も、エースを逃がすまいと、白ひげ海賊たちと戦います。

そこで、海軍の中心人物になったのが、海軍大将のサカズキでした。

 

サカズキは、海賊を決して許しません。

逃げるエースを捕まえるのではなく、殺す気で襲ってきます。

 

エースもメラメラの実の能力で立ち向かいますが、サカズキのマグマグの実の能力には、敵いません。

エースは火で、サカズキはマグマです。

能力の相性が悪く、エースの能力はマグマに全てかき消されてしまいます。

そして、エースは焼かれてしまい、負傷してしまいました。

 

お前はただの火わしは火を焼き尽くすマグマじゃ!!

 

白ひげ海賊団の二番隊隊長を任されているエースと言えど、まだまだ海軍大将には敵いません。

サカズキも大将の格の違いを見せつけました。

名言⑤ ”白ひげ”は敗北者として死ぬ!!!ゴミ山の大将にゃあ誂え向きじゃろうが

白ひげ

出典:ONEPIECE

白ひげ海賊団のエースと海軍大将サカズキのやり取りの中で描かれたワンシーンです。

 

頂上戦争で、エースを解放することに成功した白ひげ海賊団。

海軍本部から逃げようとする白ひげ海賊団を煽ろうとサカズキが白ひげ海賊団に喧嘩を売ります。

 

白ひげは敗北者として死ぬ!!!ゴミ山の大将にゃあ誂え向きじゃろうが

 

煽られているだけだと理解している白ひげ海賊団のメンバーは、サカズキの言葉に耳を傾けず、スルーしようとしていました。

しかし、エースだけは煽られていると分かっていても、許すことができなかったのです。

これまで、お世話になり、自分を助けるために、命を懸けて海軍本部まで来てくれた白ひげ。

 

尊敬している白ひげをバカにされたことがどうしても許せず、エースはサカズキに歯向かい、立ちはだかるのです。

名言⑥ 本当に家族を想うちょるんなら”生き恥”をさらすな……!!!

ポートガス・D・エース

出典:ONEPIECE

エースの処刑を巡って、白ひげ海賊団と海軍本部の戦争が始まりました。

四皇の白ひげに名のある海賊団たちを相手に、王下七武海や海軍大将など、海軍本部の精鋭たちが戦いを繰り広げます。

力のない者は逃げす者が出る程の戦いでした。

 

コビーやヘルメッポも恐怖のあまり、逃げ出そうとしました。

しかし、そこにいたには、海軍大将サカズキです。

サカズキは、他の逃げ出した海兵に、戦場に戻るよう命令します。

海兵は、家族が思うと足が竦むんだと主張し、見逃してもらえないかとサカズキに掛け合っていました。

 

本当に家族を想うちょるんなら”生き恥”をさらすな……!!!

 

そしてその海兵に攻撃をしてしまいました。

今、海軍が白ひげ海賊団と戦わなければ、善良な市民が安心して暮らすことができなくなります。

もちろん海兵の家族たちも、安心して暮らせなくなるでしょう。

 

市民を守るために、逃げ出さず白ひげ海賊団と戦う必要があると、サカズキは考えています。

覚悟のない海兵には制裁を加える。

過激な思想であるがゆえのサカズキの行動と発言でした。

名言⑦ 兄弟2人共逃がさんと言うたハズじゃ……!!!

白ひげ海賊団

出典:ONEPIECE

頂上戦争編で、処刑される予定だったエースの解放を許してしまった海軍。

海軍は、必死に白ひげ海賊団と戦い、エースを処刑しようとします。

 

そんな中、海軍大将サカズキの挑発に乗り、逃げる足を止めてしまったエース。

エースは、サカズキと戦いますが、マグマグの実の能力者であるサカズキに歯が立たず、劣勢状態に追い込まれます。

 

そのとき、サカズキが近くにいたルフィに標的を変え、ルフィを殺そうと攻撃したのです。

この攻撃からルフィを守るために、体を張った結果、エースはサカズキに体を貫かれて命を落としてしまいます。

 

エースの死後、ルフィは精神が崩れてしまい、動けなくなってしまいます。

完全に戦闘不能になってしまったルフィを、今度こそ殺そうとサカズキが再度攻撃してきます。

これを防いだのが、白ひげ海賊団の一番隊隊長であるマルコです。

 

マルコがサカズキを止めている間に、ジンベエがルフィを担いで、逃げ出します。

 

兄弟二人共逃げさんと言うたハズじゃ……!!!

 

エースを殺し、ルフィも殺すと宣言したサカズキ。

海賊を決して許さないサカズキの思想が感じられる名言です。

名言⑧ わしが「逃がさん」言うたらーもう生きる事ァ諦めんかいバカタレが…

サカズキ

出典:ONEPIECE

エースの死後、精神を崩し、戦闘不能状態になったルフィを白ひげ海賊団のメンバーが必死に守ります。

ルフィを殺そうとサカズキが攻撃を仕掛けますが、マルコがそれを制止し、ジンベエがルフィを担いで逃げました。

そこに現れたのが、白ひげです。

 

白ひげは、グラグラの実の能力でサカズキを地面にめり込ませます。

サカズキからの反撃を食らい、白ひげも顔を半分失ってしまいました。

エースを殺されたことで、怒りが収まらない白ひげ。

そのまま全力でグラグラの実の能力をサカズキにぶつけることで、地面は割れ、サカズキは地面の隙間に落ちてしまいました。

 

その後、ルフィを担いだ状態で、ジンベエは順調に逃げますが、サカズキが再度立ちはだかるのです。

白ひげに倒されたと思われていたサカズキですが、地下の地面を溶かして、ルフィとジンベエの元に回り込んできたのです。

 

わしが”逃がさん”言うたらーもう生きる事ァ諦めんかいバカタレが…

 

白ひげの全力の攻撃を受けても、立ち上がり、何が何でも海賊を許さないサカズキ。

サカズキの意志の強さが感じられます。

名言⑨ 待てボルサリーノ”ワノ国”にゃあ未知の兵力がある

赤犬の名言10選!名言の背景やセリフの意味や理由を考察【正義・敗北者】

出典:ONEPIECE

ワノ国編と並行して、世界では、各国の王たちが一同に会する、世界会議(レヴェリー)が開催されていました。

世界会議(レヴェリー)も終了し、数々の大ニュースが世間を飛び交う中、ワノ国を巡る大ニュースも公表されていました。

 

四皇カイドウと四皇ビッグ・マムの同盟が発覚しました。

 

この大ニュースを受けて、海軍本部大将の黄猿ことボルサリーノがワノ国に向かおうかと、サカズキに確認していました。

 

これまでのサカヅキの言動や行動、思想を考えれば、何が何でも海賊を許さず、徹底的に倒そうと考えると思っていました。

しかし、今回のボルサリーノの提案を、サカズキは制止します。

 

待てボルサリーノ”ワノ国”にゃあ未知の兵力がある

 

ボルサリーノとサカズキは同期の間柄です。

これまで様々な苦労もあったことでしょう。

同期の身を案じ、危険であることからボルサリーノを行かせなかったサカズキの判断は上司として素晴らしいものでありました。

名言⑩ 人間は正しくなきゃ価値なし!!!

赤犬の名言10選!名言の背景やセリフの意味や理由を考察【正義・敗北者】

出典:ONEPIECE

エースの解放に成功した白ひげ海賊団は、逃げ出そうとします。

そんな逃げ出す白ひげ海賊団たちを煽るのは海軍本部大将のサカズキです。

 

白ひげ海賊団のメンバーは、サカズキの煽りを無視し、スルーしていましたが、エースだけは立ち止まってしまいました。

白ひげをバカにされたことに対して怒るエース。

サカズキはさらに煽ります。

 

エースにとって、白ひげは生き場所を与えてくれた偉大な存在でした。

サカズキにとっては白ひげは世界中にいる海賊の一人です。

海賊は悪であり、許されるべき存在ではありません。

 

人間正しくなきゃ価値なし!!!

 

海賊は正しい人間ではありません。

正しくない人間に価値はないと考えているサカズキ。

海賊であることは、価値のない人間なのだと主張していました。

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