鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

今回は204話『鬼のいない世界』のネタバレと感想です 。

前回のおさらい

  • 禰豆子の呼びかけで炭治郎が自我を取り戻す。
  • 亡くなった竈門家と柱、玄弥が炭治郎を押し上げる。
  • 生存者たちが炭治郎の手を引き、現実の世界へ引き戻す。
  • 精神の世界に取り残される無惨。
  • カナヲの生存が確定、失明も無事の様子。
  • 鬼の愈史郎は無惨消滅後も生き残る。
ジェーン
ジェーン

二週間ぶりね!

今回はどんなお話かしら?

204話のネタバレ

戦いの日々が終わり……


無惨との戦いから三ヶ月後。

季節は桜が舞う春を迎えており、炭治郎達は蝶屋敷にて治療を受けていました。

炭治郎の病室に集まる禰豆子、善逸、伊之助。

善逸と伊之助は炭治郎のベッドの上で眠っていました。

禰豆子は病室の窓から、散りゆく桜を笑顔で見つめています。

綺麗だねえ」と。

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

 

一方の炭治郎は、鬼がいない世界についてこう思いました。

「鬼を滅ぼす引き換えにたくさんの仲間を失ったこと。

それでも残された者たちは、この体に明日が来る限り、生きていかなければならない、と。」

 

炭治郎のしわしわの左腕を触る禰豆子。

腕の上げ下げはできるが、肘から下を触られても感覚はありません。

右目も形は整っているが、完全に視力を失っていました。

無惨の力で復活した部分は、機能不全に陥っていたのです。

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

それでも自分のことよりも、禰豆子や仲間の傷を心配する炭治郎。

禰豆子は、そんなことを気にする人はいないと一喝しました。

炭治郎が人間に戻ってよかったと、改めて思う禰豆子。

当時は冨岡も、炭治郎が禰豆子を噛んだ時に、おしまいだと思っていたようでした。

しかし、炭治郎が以前愈史郎から聞いた話によると、禰豆子の血を摂取したことが、人間に戻れた要因の一つだといいます。

 

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

禰豆子は鬼から人間に戻った際、無惨の細胞に対する抗体を持つようになりました。

抗体を持つ禰豆子の血を摂取したことで、炭治郎も抗体を確保できたのです。

 

さらにしのぶの薬が人間戻りを補助してくれ、禰豆子としのぶの力により、運よく炭治郎は人間に戻れたのでした。

愈史郎との最後の会話


ここで炭治郎は、愈史郎との最後の会話を思い出します。

まだ炭治郎が目を覚ましてすぐの頃、炭治郎を見舞いに訪れた愈史郎。

 

愈史郎はこう言いました。

「禰豆子としのぶの薬があったから、人間に戻れた」

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

そして「炭治郎の鬼としての素質は、無惨・禰豆子よりも優れていた」

鬼の素養がありながら、ギリギリまで自我を保ち続けた炭治郎を褒め称える愈史郎。

 

感謝の言葉に、炭治郎は思わず涙を浮かべました。

すると「冗談で言っているんだ 真に受けるな 馬鹿が」といつもの愈史郎らしく素直じゃない言葉を言い放ち、帰ろうとしました。

 

帰り際の愈史郎に炭治郎は「死なないでくださいね」と伝えます。

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

珠世のことをずっと覚えていられるのは愈史郎だけだからと。

愈史郎はこの言葉に不意を突かれた様子でした。

だが愈史郎は、無言のまま立ち去っていきました。

それ以来愈史郎は、誰にも姿を見せていなかったのです。

愈史郎さん 大丈夫かな… ふらっといなくなってそれきりだし… 心配だよ」と炭治郎が言いました。

産屋敷邸 最後の柱合会議


禰豆子と炭治郎が話している一方、産屋敷邸では最後の柱合会議が行われていました。

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

冨岡と不死川は治療を終え、問題なく元気な様子でした。

生き残った柱二人に感謝を伝える輝利哉。

 

そして輝利哉は続けます。

「多くの犠牲を出してしまったが、鬼を滅ぼすことができた。」

「今日をもって鬼殺隊を解散する」

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

了承する冨岡と不死川。

 

長きに渡り、世のため人のために戦って尽くしてくれた二人に、深々と頭を下げて感謝する輝利哉と妹たち。

産屋敷家一族一同を代表して、輝利哉が心より感謝の言葉を伝えるのでありました。

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出典:鬼滅の刃

冨岡と不死川も、産屋敷家の尽力があってこそだと言い、輝利哉が立派に務めを果たしたからだと、感謝の言葉を述べました。

 

すると輝利哉と妹たちは、長き戦いから解放されたことを実感し、涙を流し始めます。

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

たくさんのお見舞い


その頃炭治郎のもとには、続々と見舞いがやってきていました。

まず現れたのは、元音柱・宇隨と妻のまきを、須磨、雛鶴の四人。

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出典:鬼滅の刃

宇隨は炭治郎の頭を撫で、須磨は禰豆子にこれでもかと頬擦りをします。

炭治郎も久しぶりの再会を喜んでいる様子です。

炭治郎が明日退院とのことで、住所の記された紙とお菓子を置いていきました。

 

続いて現れたのは炎柱・煉獄家の千寿郎と槇寿郎。

槇寿郎は炭治郎に、杏寿郎の鍔をつけて戦ってくれたことに感謝を伝えます。

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

炭治郎も、杏寿郎の言葉に幾度となく励まされたと感謝の言葉を伝えました。

 

そして最後に現れたのは、刀鍛冶の里の鍛冶師と隠たち。

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出典:鬼滅の刃

いつも同じ時間に来るので病室が満杯になり、善逸は怒り狂っていました。

腹が減った伊之助は


炭治郎の病室を抜け出した伊之助は、腹が空いたので台所へと移動しました。

 

大根を切るアオイの目を盗み、つまみ食いをする伊之助。

しかし、伊之助の存在にすぐに気づくアオイでした。

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出典:鬼滅の刃

いつもバレてしまうので、アオイはもしかして強えのかと、伊之助は考えていました。

伊之助を叱りながらも、なんとアオイは伊之助専用のお盆の上に、おにぎりなどを用意してました。

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出典:鬼滅の刃

アオイの優しさに、伊之助は思わず笑みが溢れました。

炭治郎、カナヲの元へ


一方炭治郎は、病室を抜け出して庭で桜をみるカナヲの元へ。

 

カナヲが見ている大きな桜の木は、初代花の呼吸の剣士が植えたものであり、「必勝」という名前がついているといいます。

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出典:鬼滅の刃

勝利という夢を叶えられ、嬉しそうにするカナヲ。

叶ったよって 教えてあげたい」とカナヲは言いました。

 

そして、目と傷は大丈夫かと、カナヲの心配する炭治郎。

 

カナヲいわく、彼岸朱眼により視力は低下したものの、全く見えない訳ではないと言います。

また、先ほどまで不死川が見舞いにきており、カナヲは不死川から鏑丸を譲り受けていました。

炭治郎は、共に戦った鏑丸との再会を泣いて喜びます。

不死川と禰豆子の再会


その頃不死川は、蝶屋敷の廊下にて禰豆子と再会していました。

 

禰豆子は太陽のような笑顔で、不死川に話しかけました。

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出典:鬼滅の刃

一方の不死川は申し訳なさそうに、過去に禰豆子を刺したこと、炭治郎の暴走中に寝ていたことを謝罪しました。

 

それを聞いた禰豆子は、笑顔を振りまきながら、自分は二年寝てたこともあると冗談を言います。

そんな無邪気に笑う禰豆子の姿を見て、不死川の目には玄弥の笑う姿が重なりました。

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出典:鬼滅の刃

不死川は禰豆子を玄弥のように想い頭を撫で、去っていきました。

突然頭を撫でられ、ドキドキする禰豆子。

その様子を物陰から見ていた善逸は、はらわたが煮えくり返っていました。

冨岡と鱗滝との再会


不死川と別れた後禰豆子は、炭治郎と共に鱗滝と冨岡と再会しました。

 

禰豆子は鱗滝に飛びつくように抱きつき、炭治郎は髪を切った冨岡との再会を心から喜んでいました。

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

帰路にて


鬼殺隊士の墓を訪れた炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助。

 

善逸は墓の多さに心が挫け、一方の伊之助は花を投げるように備えていきます。

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出典:鬼滅の刃

伊之助の行動に困惑する炭治郎。

戦いが終わっても、三人の性格は相変わらずの様子でした。

禰豆子は泣き喚く善逸の頭を撫でました。

墓参りを終えた四人は、雲取山にある炭治郎の家へ向かいました。

 

道中にて三郎爺さんに再会し、涙を流しながら再会を喜ぶ炭治郎と禰豆子。

善逸もなぜか抱きついています。

炭治郎の家に着くと、竈門家の家族を埋めた場所に花が咲いていました。

家族の死を改めて実感し、炭治郎と禰豆子は涙を流しながら手を合わせます。

鬼滅の刃204話ネタバレと感想 【鬼のいない世界】

出典:鬼滅の刃

そして炭治郎の家で暮らし始める四人。

洗濯・掃除・料理にお風呂と、協力しながら生活をし、毎日笑いが絶えない日々が続いていきました。

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出典:鬼滅の刃

 

そして時は流れ、物語は現代へと進むんでいくのでした。

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出典:鬼滅の刃

204話の感想


GWも終わり、二週間ぶりの連載再開となった今回。

物語は一気に動いたような気がします。

禰豆子と炭治郎が人間に戻ってから初めての春が過ぎようとしていました。

今回は今までの生存キャラクターが一気に登場した回となりましたよね。

一番気になるのは愈史郎のその後です。

彼は炭治郎に「死なないでくださいね」と言われた後どうなってしまったのか?

今回読んでいて一番気になったところです。

珠世のことをずっと覚えていられるのは愈史郎なだけに、きっと彼なりに生きていたのではないかと思います!

そう思いたいです!

また今回は「炭治郎と禰豆子の視点」から見た、鬼が消滅したその後の世界が描かれているように感じましたね。

特に不死川と禰豆子の再会は禰豆子がまだ鬼だった頃の産屋敷邸での柱合会議以来ということで、ずっと心残りがあった不死川さんでしたが、禰豆子の明るい対応に不死川さんの心のモヤモヤも無くなっていったように思いました。

 

そして物語は何故か現代に一気に飛んでいきましたが、現代でどんなことが待っているのか非常に楽しみですよね!

205話終了説」も出ているくらいですが、次回まで楽しみに待っていたいと思います。

年代的からいって、もしかしたら炭治郎達の孫世代が出てくるかもしれませんよね!

早く来週が待ち遠しいです!

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