ダブルアーツが打ち切りになった理由5選まとめ

ダブルアーツのあらすじ

ダブルアーツは、古味直志によるファンタジー漫画です。

未知の病「トロイ」が蔓延する世界で、感染者の毒を吸い取るシスターと呼ばれる少女・エルーは、トロイに感染しない特殊な体質を持つ少年・キリと出会います。

キリはエルーに触れている間だけ、彼女の発作を止めることができます。二人はキリの体質を解明するためにシスター協会本部へ向かうことになりますが、その間は一切手を離してはいけないと言われます。

手を繋ぎながら旅をする二人は、様々な人々や事件に巻き込まれていきます。

ダブルアーツはいつ打ち切りになった?

ダブルアーツは週刊少年ジャンプで2008年に連載されましたが、わずか23話で打ち切りになりました。

打ち切りの理由は明らかにされていませんが、おそらく読者投票の結果が芳しくなかったためだと考えられます。打ち切りになったことで多くの謎や伏線が残されたままになっています。

ダブルアーツの打ち切り理由

ダブルアーツが打ち切りになった理由5選をまとめました。

ファンタジー作品がジャンプ読者に受けなかった

ダブルアーツの打ち切り理由は週刊少年ジャンプの読者にファンタジー作品は受け入れられなかったからです。

ダブルアーツは超人的な能力を操るシーンが多く、ファンタジー作品と評されています。

2008年に連載された『ダブルアーツ』は多くの人間を死に追いやっている病気であるトロイに感染したシスターのエルーに対し、キリが手を繋いだら症状が和らぎました。

キリの体がどうなっていくのかを調べるためにシスター協会へと向かいますが、その過程で謎の組織ガゼルの刺客と戦ったりする話です。

そしてキリは能力フレアを持っておりエルーと手を繋いだ時に発動してエルーの身体能力等が強化され、フレアの能力を駆使して敵を倒していました。

1989年に連載された『ダイの大冒険』の場合は子供達に人気だった『ドラゴンクエスト』をベースにした作品だったので人気がありました。

そのため一から作られた『ダブルアーツ』のようなファンタジー作品を子供達は受け入れられず、人気が下になって打ち切りになったのでしょう。

テンポが悪かった

ダブルアーツの打ち切り理由はテンポが悪いからです。

「キリとエルーがシスター協会に向かう旅に出るのが2巻から」「ダブルアーツの意味が分かるのが3巻からです。」となっています。

普通の作品では冒険に出る話は第1巻が多いですが、ダブルアーツはすぐ旅に出ないので子供達は飽きられてしまったといわれています。

連載時期が良くなかった

ダブルアーツの打ち切り理由は連載時期が良くなかったからです。

『ダブルアーツ』は2008年に連載されましたが、同時期に人気作品が多く連載されました。

【2008年連載開始の人気漫画】

  • 『トリコ』
  • 『バクマン。』
  • 『ぬらりひょんの孫』

【2009年連載開始の人気漫画】

  • 『黒子のバスケ』
  • 『めだかボックス』
  • 『べるぜバブ』

ダブルアーツは人気作品に押され、アンケート結果で下位になったといわれています。

ストーリーが盛り上がりに欠ける

ダブルアーツの打ち切り理由はストーリーに盛り上がりがなかったからです。

『ダブルアーツ』はキリとエルーがシスター協会へと向かう旅に出る話となっていますが、「協会へと向かう中でガゼルからの刺客と戦う」以外に展開がありません。

普通なら「敵キャラクター」や「ライバル」の登場など胸アツ展開がなく、読者に受けなかったと言われています。

手を繋ぐ設定に無理がある

ダブルアーツの「手を繋ぐ」という設定に無理が出たため、打ち切りとなったと言われています。

『ダブルアーツ』のキリとエルーは能力フレアの効果を維持するために常に手を繋いで旅や戦闘をしています。

しかし手を繋いだ状態では何をするにしても行動に支障をきたします。

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