ギルベルト少佐が気持ち悪いと言われる理由3選まとめ

年齢差のせい

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』はメディア展開なども多数されている人気作ですが、一部のファンからはギルベルト少佐が気持ち悪いという評価がされてしまっています。

一番の理由としてはヴァイオレットとギルベルト少佐の年齢差が原因です。

幼いヴァイオレットを引き取ったギルベルト少佐ですが、二人が戦争で離ればなれになってしまった時にはまだヴァイオレットは14歳でありギルベルト少佐は29歳でした。

大人になってからの15歳差は理解できますが、ヴァイオレットの年齢が14歳の時に「愛してる」と別れていることがロリコンで気持ち悪いという評価になってしまっているようです。

親子から恋人に変化したせい

アニメ版では過去のヴァイオレットとギルベルト少佐は親子のような家族としての関係性で描かれています。

孤独だった幼いヴァイオレットに寄りそうギルベルト少佐の姿は父親のようであり、二人が少しずつ家族になっていったのだなと視聴者に感じさせました。

しかし続編となる劇場版では恋人のような関係性に変化しており、その変化についていけない視聴者からは「親子から恋人になるのは気持ち悪い」という評価もあるようです。

原作小説では生々しい戦争中の様子などがしっかりと描かれていたため家族愛のような描写が少なく、最終的に恋人のような関係性に落ち着いてもあまり衝撃はありませんでした。

しかし、アニメ版だけ視聴した原作小説を知らない人は特に二人の関係性の変化に戸惑ってしまった人が多かったようです。

アニメ版回想とのギャップのせい

アニメ版の続編として公開された劇場版では、アニメシリーズのエンディングとしてヴァイオレットとギルベルト少佐の再会が描かれています。

原作小説ではヴァイオレットのピンチにギルベルト少佐が現れて救い出すことで二人は再会するのですが、劇場版ではギルベルト少佐が過去の後悔からヴァイオレットを拒絶する場面があります。

ヴァイオレットへの後ろめたさから「自分は一緒に居ない方がいい」と離れようとするギルベルト少佐の姿が女々しく無責任だと一部のファンの間では不評になっています。

アニメ版の回想ではヴァイオレットを導く大人だったギルベルト少佐が、自分の感情だけで自己完結してヴァイオレットを拒絶している姿はギャップがありすぎて気持ち悪いと感じてしまうようです。

そうなった原因は、アニメ版でのギルベルト少佐は回想のみでしか登場しないため「こういう大人だろう」というイメージだけが先行してしまったせいです。

原作小説ではギルベルト少佐の視点も描かれるためイメージだけが定着してしまうこともないのですが、アニメシリーズでは劇場版まで登場することが無かったために起きた問題ですね。

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