エルヴィン・スミスセリフ10選まとめ!名言「後悔」が秀逸

エルヴィン・スミスとは、『別冊少年マガジン』にて絶賛連載中『進撃の巨人』に登場するキャラクターの一人であり、調査兵団13台目団長でもあります。

身長は188㎝・体重は92㎏、年齢は不明ですが誕生日が10月14日だと記載されています。

優しそうに見える外見とは違い、目的のためならば手段を選ばず兵士を見殺しにすることに躊躇をしません。

5年前は団長ではなく壁外調査で第12代団長のキースの指揮に従いながら戦う姿が作中で描かれてており、その際「超距離索敵陣形」を考え調査兵団の生存率を大幅に上げた功績が称えられています。

頭が良く大胆な決断ができるエルヴィンが居なければ調査兵団は無くなっていたのかもしれません。

少年時代からエルヴィンは「壁の外に人類が居る」と考えており、エレンの地下室にその答えがあると考えていました。

そのため「獣の巨人」との戦いで自分が死ぬ作戦を立てましたが作戦実行を躊躇してしまいます。

しかしリヴァイに「人類のために死んでくれ」と言われ微笑んだエルヴィンは、真実を確かめる事なく死んでしまいます。

エルヴィン団長の魅力は、人間らしさを捨て残酷な指導者として兵士をまとめ上げる意志の強さと誰よりも人類のために戦った男らしい姿です。

そんなエルヴィンだからこそ読者の心を掴み死んでしまった現在でも人気を落とすことのないキャラだと言えます。

エルヴィン・スミスの名言

『進撃の巨人』では生死をかけた兵士たちの物語が中心となっており、さまざまな名言が存在します。

エルヴィンは、いつもクールで何を考えているのかわからない事が多いと思わる読者も多いのではないでしょうか。

エルヴィン団長の戦術で数多くの兵士たちが死んでいきました。

しかし、エルヴィン団長に罪悪感が無いわけではありません。

悪魔」と言われてしまおうが大勢の人類の進歩のために最善の行動を取ることが死んでしまった兵士たちへの償いだと感じていることが作中で明かされています。

今回は、人類の平和と進歩を代価に人生の全てを捧げた男エルヴィンスミスの名言10選を紹介します。

1:後悔をすることは死に繋がる

リヴァイ兵長が始めて仲間の死に直面しました。

リヴァイはエルヴィンを殺そうと刃を立てますが、エルヴィンは壁外調査での囮の一部分でしかない事を知り、リヴァイは唖然として地面に倒れます。

リヴァイは仲間達との会話を思い出し仲間を置いて行った決断をしてしまった事に後悔しますが、エルヴィンはそんなリヴァイの考えを先に見抜き「後悔するな」と言いました。

エルヴィンは一見は、無感情のように見えますが、リヴァイの考えを先読みしたところを考えると、リヴァイと出会うまでエルヴィンがどれだけ後悔し、悩んできたのだと言う事がわかります。

感情を押し殺さなければ巨人との戦いでは生き残れない事をリヴァイに伝えたかった場面でもありました。

2:リヴァイ兵長に説教できるのはエルヴィンだけ

仲間を失い、自分を責め出すリヴァイ兵長。
後悔の言葉を口に出すことはしませんでしたがエルヴィンにはリヴァイの気持ちを見抜かれていました。

落ち込むリヴァイに慰めの言葉ではなく生きるための術を教えました。

ここでリヴァイが生きる事を諦めてしまった場合に生存率が低くなってしまうと考えたのか、壁外調査の先輩としてのリヴァイへの激励をするために言ったのかはエルヴィンにしか詳細はわかりませんが、リヴァイ兵長に説教ができるのはエルヴィンただ一人なのではないでしょうか。

3:裏切り者は誰?

エルヴィンの叫びと共に行われた作戦です。
表向きは壁外調査とされていますが裏の目的は
裏切りものを捕まえる」ことでした。

兵団の情報が漏れてしまえば、兵団は壊滅してしまいます。
そして、裏切りものが一人いれば、さらなる裏切りが生まれる可能性を考え、ごく一部の人間にしか、作戦の詳細は伝えられていませんでした。

作戦は成功し、女型の巨人の捕獲に成功します。

ですがその代償は大きく数多くの犠牲者が出てしまいました。

4:エルヴインの代わりはいません

自分の命とエレンの命を天秤にかけた時にエレンこそが人類に必要な人物だった判断したエルヴィンは負傷した自身を不必要だと切り捨てました。

しかし、リヴァイは「お前が必要だ」と言いエルヴィンの救出を始めます。

リヴァイとエルヴィンの友情シーン見えますが、エルヴィンは団長という名の「他者を犠牲に生きなければならない」という地獄から解放されくて死を選んでいることをリヴァイには気づかれしまいます。

そして、死ぬことによりこの世界からエルヴィンが逃げることを許さなかったシーンでもありました。

リヴァイとエルヴィンの関係性がとても複雑なのだと感じさせた場面です。

5:エルヴェインの過去

この一言からエルヴィンの過去が明かされます。
エルヴィンは教師に「人類が壁の外に生存していない事をどう調べたのですか」と質問をしました。

この質問の答えを知る事なく死んでしまったエルヴィンですが、壁の外に人類は存在していることがエルヴィンの死後に明かされます。

人類を守るために作られた壁。そして巨人をそこに送り込んでいたのが人間であり、壁の中の人間達には教育上「壁の外」を知ることはタブーだとされていました。

そのため真実を求めすぎると後悔するという見せしめの意味も込めて殺されてしまったのだと思わせる一言です。

しかし、エルヴィンの好奇心は消えることはなく「人が壁の外に住んでいる」のかを確認することが彼の夢であったことが作中で伝えらえれています。

6:エルヴィンが出した試験

エルヴィンが兵士たちの肩を叩き、この言葉を言います。
これは、作戦班に入れるかどうかの試験でもありました。

アルミンもエルヴィンに肩を叩かれエルヴィンの言葉に疑問を抱いていましたが、作戦が実行さえ、女型の巨人が捕らえられた時にその疑問が解けました。

裏切り者に作戦がバレないように最新の注意を払いながらもエルヴィンはこの言葉で信頼できる兵士たちを探していたようです。

ちなみに、そのことにいち早く気づいたのはアルミンでした。女型巨人が捕獲された時にエルヴィンの言葉を思い出し「あれは試験だったんだ」というアルミンの表情が浮かばせる一言となりました。

7:エルヴィンが何かを決意している

エルヴィンは馬車に揺られながら、昔から幼馴染であった男性と会話をします。
男性はエルヴィンはもっとはやく死ぬと感じていたと話しますが、エルヴィンは死へに恐怖など一ミリもない様子に、男性はエルヴィンが何かを企んでいるのだと感じました。

世界についてどう考えているのかとエルヴィンに聞かれた男性は「俺は俺の仕事をするだけ」と言いました。

違う答えを出していたらエルヴィンは今後何をするのかを男性に話していたでしょう。

男性は巻き込まれてしまいたくないと思いそれ以上の追求することはしませんでした。

馬車が目的地に到着しエルヴィンは王宮を睨みつけました。

8:死んでしまった命を尊重するエルヴィン

エルヴィンは人殺しの容疑をかけられ人々から酷い罵声を浴びせられます。

しかし、怖気付くことはせず、死んでしまった死体に近づくと手を強く握りこのセリフを言います。

エルヴィンは実際、殺人などしておらず憲兵団が調査兵団に預けているエレンを回収するために憲兵団が仕組んだ罠でした。

エルヴィンは「あなたを殺した犯人を絶対に捕まえてあげる」という強い重いからこの言葉を言ったのでしょう。

9:危険物の取り扱いは丁寧に

エルヴィンの指示により少しでも巨人にダメージを与えるため火薬を持ってきた兵士達。

エルヴィンは大砲に入れる球を火薬と袋で作るように言いました。
どのように作るのか説明するときにエルヴィンが言った言葉でもあります。

周囲は巨人に囲まれて緊迫した状況だったので、本気で言った言葉だったのだと思われます。

常に悪魔と言われるエルヴィンですが、可愛らしい言葉もサクッと言えてしまうところに笑ってしまう読者もいたのではないでしょうか。

10:心構えを部下に教えるエルヴィン

「心臓を捧げよ」は兵士たちの決まり文句でもありお決まりの言葉ですがエルヴィン団長が言うと重みがさらに増します。

団長として部下達に戦場へ行く覚悟と心構えを示すための言葉でもあり、エルヴィンの言葉で兵士たちの顔つきも変わっていきます。

この戦いで死んでしまうという恐怖を絶対に戦を成功させなければならないという気持ちへ引き締める良い名言でもありました。

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