ジョジョの意味がわからないシーンはどこ?

今回は2022年に連載35周年を迎えた『ジョジョの奇妙な冒険』についてお話していきたいと思います。

『ジョジョの奇妙な冒険』はこんなにも長く連載を続けており、幅広い世代そして各界にコアなファンが多くいる作品です。

ですがそんなコアなファンでも、ジョジョのここがよく分からないというシーンが実はいくつもあり、今回はその中から5つご紹介します。

それでは早速、『ジョジョの奇妙な冒険』の意味がよく分からないシーン5選を見ていきましょう。

ジョジョの意味がわからないシーンはどこ?

ジョジョの意味がわからないシーンはどこ?

ジョジョの奇妙な冒険 公式ポータルサイトより

ジョジョは現在、第9部がスタートしている長期連載の作品でこの35年以上の歴史の中には、ファンでもよく分からないと言われるシーンが実はたくさんあります。

今回はその中から、よく話題に挙がる5つのシーンを1つずつご紹介していきます。

アナスイの性別の変化

ジョジョの意味がわからないシーンはどこ?

ジョジョの奇妙な冒険 公式ポータルサイトより

ジョジョの意味の分からないシーンのまず1つめは、ナルシソ・アナスイの性別が急に変わっていることです。

アナスイは初登場である、第6部『ストーンオーシャン』のコミックス3巻『エルメェスのシール④』では女性の容姿で描かれています。

このシーンではセリフはなく口調からは分かりませんが、まつ毛の長さや唇のふっくら加減そしてボディラインなど総合しても女性にしか見えません。

しかしその後、コミックス7巻『ウルトラセキュリティ懲罰棒』の最後に再登場した際、エンポリオ・アルニーニョの発言から男性であることが判明しました。

その時のアナスイの容姿は顔に関してはパッと見は変化があまり分からないのですが、ボディラインは胸のふくらみがなくなっており、肩回りも筋肉がしっかり描かれているのです。

作品中で性別が変化したことへの説明はありませんが、読者のあいだでよく言われる理由は2つあります。

まずはアナスイが徐倫のことを好きになり能力で男性に変化したのではないか?、もう1つは少年漫画のため女性同士の恋愛模様を描けなかったのではないか?という2つです。

凄み

ジョジョの意味がわからないシーンはどこ?

ジョジョの奇妙な冒険 第6部『ストーンオーシャン』より

2つめの意味が分からないと言われているシーンは、第6部『ストーンオーシャン』のコミックス11巻『天国の時』で徐倫とプッチ神父が戦うシーンのセリフにあります。

プッチ神父がDISKによって徐倫の視界をさえぎり、ストーンフリーを奪おうとしたところ徐倫が的確に攻撃してきたことに驚いて言ったものでした。

そのセリフとは「『目隠し』したのに・・・・なぜわかった?つないだこの手錠の振動の感触か!?ち・・・違う・・・・凄みだ・・・こ・・・・いつ凄みで!わたしの攻撃を探知したんだ・・・」です。

死闘を繰り広げている中でプッチ神父は、徐倫の能力をあまりにも単純な『凄み』という言葉で片付けているのです。

読者としてはもっと徐倫の具体的な能力をプッチ神父が察知して話してくれることを期待していたので、このセリフでは意味もよく分からず拍子抜けしたシーンとなってしまいました。

保護色か?ランプは好きか?明かりはつかないという意味だが

ジョジョの意味がわからないシーンはどこ?

ジョジョの奇妙な冒険 第7部『スティール・ボール・ラン』より

3つめの意味が分からないと言われているシーンは、第7部『スティール・ボール・ラン』のコミックス17巻でディエゴ・ブランド(Dio)が言った「保護色か?ランプは好きか?明かりはつかないという意味だが」というセリフです。

これはコミックス17巻の『D4C その③』で、Dioが独立宣言庁舎に侵入した際に通りかかった2人の他の兵に侵入者だとバレた時のことです。

Dioはその場をどうにか乗り切るために2人の兵を自身の能力で恐竜モチーフのランプに変えて「保護色か?ランプは好きか?明かりはつかないという意味だが」と言ったのです。

ランプに変えているので「ランプは好きか?」と聞いたところはまだかろうじて理解できますが、保護色やランプなのに明かりがつかない点についてはよく分からないセリフの1つです。

ポルポのバナナが銃に変わって死亡

ジョジョの意味がわからないシーンはどこ?

ジョジョの奇妙な冒険 第5部『黄金の風』より

4つめの意味が分からないと言われているシーンは、第5部『黄金の風』に登場するポルポが食べようとしたバナナがいきなり銃に変わったシーンです。

これはコミックス49巻『ギャング入門その⑥』で描かれています。

ジョルノがポルポに入団面接ということで火のついたジッポを渡され、火を消さずに明日また持ってくるよう言われます。

言われた通りジョルノは翌日ポルポのもとへジッポを返しに行き、入団合格と言われて祝杯に誘われますがすぐに帰ります。

ジョルノが帰ったあとポルポは何気なくバナナを食べようと口に入れますが、そのバナナがジョルノの能力で銃に変わったのです。

そしてこれもまたジョルノの能力なのか、バナナの皮が指を操り引き金をひいてポルポは自殺のように死んでしまうのでした。

宇宙の一巡

ジョジョの意味がわからないシーンはどこ?

ジョジョの奇妙な冒険 第6部『メイド・イン・ヘブン』より

5つめの意味が分からないと言われているシーンは、プッチ神父が行なった『宇宙の一巡』です。

『宇宙の一巡』の様子は、第6部の最後である『メイド・イン・ヘブン』で描かれています。

『宇宙の一巡』はメイド・イン・ヘブンという能力で時の経過がありえないほど加速し、現時点での宇宙が消滅しますがまた新たな宇宙が生まれます。

そして宇宙が消滅した時と同じ時点まで時を加速させるのです。

この『宇宙が消滅した時と同じ時点まで』というのは、ジョジョの世界では宇宙が再び生まれたら、消滅前に起きたことがすべて同じように起きるということになっているためです。

ですので本能的に今後自分や世界に何が起きるかを察知できるようになると言われています。

またこの一巡によって第7部からは一巡するまでに死んでしまった徐倫やアナスイなどは存在しないパラレルワールドのような世界となっているのです。

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