人気が無くなっていたから
シャーマンキング打ち切り理由がこの時代にあった気がする pic.twitter.com/rDYJn2dlAg
— 陽 (@sing05270) May 22, 2017
『シャーマンキング』は次々と出てくる人気作品に押されてしまってアンケートでも下位になってしまったので打ち切りとなったのです。
連載された1998年当時は人気がありましたが1998年に連載された『HUNTER×HUNTER』と1999年に連載された『ナルト』に爆発的人気が集中し、少しずつ押され気味になります。
押され気味ながらも負けじと人気を維持しましたがやがて2001年に連載された『ブリーチ』と『ボボボーボ・ボーボボ』にも人気が集まりました。
更に2002年に連載された『いちご100%』、2004年に連載された『銀魂』や『デスノート』にも人気が集中し始めます。
子供が読む内容では無くなったから
先日シャーマンキングを大人買いして一気読みしたんですが、恐山ル・ヴォワールがとても良かったです…舞台が真冬の青森なのも東北育ちとしては無性に親近感でした
来年の再アニメ化で恐山編を観られるのが今から楽しみです pic.twitter.com/7gmF5idFYF— はなやま (@inunekokawaE) July 26, 2020
『シャーマンキング』は第4巻から段々子供向けの作品では無くなっていきました。
第1巻の日常編はギャグシーンが多めであったりとほんわかしたシーンが多めでした。
第2巻の道家編や第3巻のトカゲロウ編もバトルシーンが多くなりながらも重苦しくなるシーンはありません。
しかし第4巻から始まるシャーマンファイト編から画風が変化し、第9巻のパッチ村を目指せ!編から本格的に姿を現したラスボスのハオによる虐殺といったシリアスなシーンが増えてきたのです。
『シャーマンキング』を連載していた週刊少年ジャンプは低学年が読む雑誌なので、最初は読んでいた子供達から次第に受けいられなくなったのでしょう。
バトルで白黒つけないから
マルコの名台詞来ましたね!
ハオに特大の愛をぶつけてやるがいい!これがマンキンの答えなんですよね。
少年漫画は白黒はっきり勝利を決めるバトルが求められるんで、
これを受け入れられなかった子どもが多かったのが打ち切り理由かな。にしてもアニメ展開早い!笑#シャーマンキング pic.twitter.com/AO3Yl6Ozox
— Gome (@GomeChangm) March 10, 2022
『シャーマンキング』はバトルで白黒つけないところがあったので打ち切りとなりました。
バトル漫画は基本的にどちらが正しいかを決めるために戦いを行い、戦いの末に勝った方が正しく、負けた方は間違っているとなります。
ご覧のように勝敗をはっきり決めることが白黒つけるです。
しかし葉達はラスボスのハオに対して戦って勝って野望を粉砕するのではなく、愛を教えて改心させようとしていました。
今でこそ敵を倒すのではなく救おうとしている『僕のヒーローアカデミア』みたいな漫画は受け入れられています。
しかし『シャーマンキング』が連載していた頃の『ナルト』等の漫画は殆ど戦って勝ち負けを決める白黒はっきりとさせる展開が多かったのです。
そのため『シャーマンキング』のような戦いは異質だったので受け入れられず、人気が下がって打ち切りとなったのでしょう。
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