メイドインアビスが打ち切りになると言われる理由3選まとめ

打ち切りになりかけた過去があるから

アニメ化されるほど人気の『メイドインアビス』ですが、2012年に連載が開始された頃は作者のデビュー作のため知名度が低く、必然的に単行本1巻の売り上げも芳しくなかったのです。

出版業界では連載当初の単行本の売り上げが悪いと即打ち切りになることは珍しくありません。

どれだけその作品が面白くても単行本が売れなければ資金回収ができないので、1巻だけ発売されて打ち切りになることも多いシビアな業界なのです。

実際に『メイドインアビス』も3巻が発売される前までには、度々打ち切りになるかもしれないという話があがっていたようで、かなり瀬戸際だったようです。

幸い「ナナチ」という魅力的なキャラクターが登場したことで売り上げが安定し、2017年7月にはアニメ化されました。

そしてアニメ化されたことでさらに売り上げが伸び、2020年時点ではに関連書籍を含むシリーズ累計発行部数が333万部を突破する人気漫画になったのです。

アニメ化されてからは単行本発売当初と比べて発行部数が6倍ほどに伸びているので、もう単行本の売れ行きが悪いという理由で打ち切りになる心配はありません。

連載頻度が少ない

『メイドインアビス』は2012年にWEBコミックガンマで連載を開始しました。連載頻度は年に2~3回の不定期連載というかなりの遅筆で有名です。

単行本は概ね年1回の頻度で発売されています。

『メイドインアビス』は1コマ1コマの細部まで丁寧に描きこまれているため、描き上げるまでにかなり時間がかかるようです。

しかし連載漫画と言えば「週刊」「隔週「月間」が多いので、遅筆であることを知らない読者からは「打ち切りになったのか」と誤解されがちです。

半年間連載がなかったこともあり、事情を知らない読者が「打ち切りになってしまった」と勘違いをしても仕方がありません。

またWEBコミックガンマ自体は毎日更新がされているので、年に2、3回しか更新がされない『メイドインアビス』を忘れてしまう読者がいてもおかしくありません。

幸いにも作者である「つくしあきひと」の公式Xは頻繁に稼働しているため、その活動が止まっていないことはきちんと確認できます。

作者が不健康だから

『メイドインアビス』の作者である「つくしあきひと」は、大のラーメンと辛いもの好きで有名です。

どれくらいかと言うと、作者紹介の趣味に「博多一番でラーメン固めを頼み辛子高菜とにんにくを入れて食べること」と記載がされるほどのラーメン・辛いもの好きなのです。

毎日のようにラーメンばかり食べていたりなど、その偏食でかなり不健康な生活を送っていることがうかがえます。

過去には激辛ラーメンを毎日食べるといった偏食生活を送るあまり体調を崩した時期もあります。その時は血圧が最高220前後まで上昇し入院にまで至ったことがあります。

ちなみに、作者が入院したためその時期は連載が半年以上もストップされていました。

そういった経緯もあり、読者の間では「完結する前に作者が突然亡くなってしまうのでは」「作者の体調不良でこのまま完結できないのでは」といった不安の声があがっています。

漫画家という職業は毎日の作業時間が膨大なため生活習慣が乱れがちですが、そこにさらに偏食といった要素も合わさったため、作者の健康を心配する読者の声も多くあります。

連載の更新が遅いと「続きはまだなのか」とウズウズしてしまう読者ですが、連載が早いとそれはそれで「病気にでもなって死が近いのか」と心配になる複雑な心境です。

『メイドインアビス』は現在も連載が続き物語が着実に進んでいるので、作者には健康が損なわれない範囲で無理せずに頑張っていただきたいですね。

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