千と千尋「あの日の川で」がテーマ曲になれなかった理由は?

千と千尋の神隠しのテーマ曲は、「いつも何度でも」です。

しかし、当初はテーマ曲は「あの日の川で」という曲をテーマ曲としました。

今回は、「あの日の川で」の歌詞とテーマ曲になれなかった理由について紹介します。

「あの日の川で」の歌詞

「あの日の川で」

陽のさす裏庭から 忘れていた木戸をぬけ
生け垣が影おとす道をいく
むこうから走って来る幼い子は わたし
ずぶぬれで泣きながらすれちがう
砂場の足跡をたどって もっと先へ
いまは 埋もれてしまった川まで

ゴミの間の水草が揺れている
あの小さな川で、私はあなたに出会った
わたしのクツがゆっくり流れていく
小さな渦にまかれて消える
心をおおうチリが晴れる
目をかくすくもりが消える
手は空気に触れ
足は地面のはずみを受けとめる
誰かのために生きている私
私のために生きてくれてた誰か

わたしは あの日 川へ行ったのだ
わたしは あなたの 川へ行ったのだ

出典:千と千尋の神隠し―Spirited away (ロマンアルバム)

曲はこちらから視聴できます。

「いつも何度でも」がテーマ曲にならなかった理由

曲のテイスト的には、「いつも何度でも」と同じく優しい感じの歌ですね。

宮崎駿監督が久石譲にテーマ曲として作らせたそうです。

千と千尋の神隠し完成までに「いつも何度でも」の詞は出来ていましたが、曲が間に合わず、テーマ曲とはなることはありませんでした。

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