今回は大人気漫画ONE PIECEの主人公ルフィが覚醒した姿である『ニカ』の初登場は何話なのか?や悪魔の実はどんな能力なのか?などについてご紹介します。
ニカの登場は原作でもまだそれほど多くないので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
それでは早速、ニカの情報を見ていきましょう。
ワンピースのニカの初登場は何話?
ONE PIECEコミックス104巻 1054話『炎帝』扉絵より
ONE PIECEで『ニカ』がはじめて登場したのは、コミックス103巻 第1044話『解放の戦士』です。
ワノ国の鬼ヶ島屋上にて、ルフィがカイドウに倒された直後のことでした。
カイドウとの一騎打ちの中、CP-0のゲルニカに邪魔をされルフィはカイドウの攻撃をもろに受けて倒れてしまったのです。
その攻撃によりルフィは相当なダメージを受けていたので、すぐに立ち上がれる様子ではなかったのですが、直後にルフィの口元が『にかっ!』と笑っていたのです。
そして解放のドラムが響き渡り、ルフィの麦わら帽子が見たことのない姿に変化してニカへと覚醒したのです。
ニカの悪魔の実の能力は?
ONE PIECEコミックス103巻 1044話『解放の戦士』より
ニカの悪魔の実は『ゾオン系 ヒトヒトの実 幻獣種 モデル ニカ』といいます。
この『ヒトヒトの実 幻獣種 モデル ニカ』という名前を世界政府が歴史上から消したいがために、もう1つの名前『ゴムゴムの実』をつけたとされています。
能力に関してはこれまでのゴムゴムの実の能力と同じく体がゴムの性質となり、併せてさらに強い腕力と自由を与えられます。
またパラミシア系の覚醒のように、周りに影響を与えてゴム化することも可能です。
これらのことから『世界で最もふざけた能力』と五老星に言われています。
ニカの登場回
ONE PIECEコミックス103巻 1046話『雷ぞう』より
ここではニカが登場したのが何巻何話なのか?を初登場を除いて1話ずつご紹介していきます。
1045話
ONE PIECEコミックス103巻 1045話より
まずはコミックス103巻 1045話『NENT LEVEL』です。
ここではカイドウとの戦いの続きで、ニカに覚醒したルフィの戦い方があまりにも自由でカイドウやその場にいたヤマトとモモの助も翻弄されています。
1045話で判明したのはニカの姿は今のところ長くは続けられず、力を使いすぎておじいさんのような姿になるデメリットがあることです。
しかしその後すぐになんとか復活し、さらに戦いを続ける様子が描かれました。
1046話
ONE PIECEコミックス103巻 1045話より
次にコミックス103巻 1046話『雷ぞう』です。
2人の戦いがまだ続く中、カイドウがルフィに向かって下のフロアは燃え盛っていてみんな焼け死ぬと脅しをかけます。
しかしルフィは仲間のことを信じ切っているので、「下のことは全部あいつらに任せてる!!おれはお前をブッ飛ばすだけだ!!」と言い切ります。
その後、場面はフロアでの各々の戦いに移りますが最後のページではルフィが雷を掴んでカイドウに向かうシーンまでとなります。
1047話
ONE PIECEコミックス103巻 1047話より
次にコミックス104巻 1047話『都の空』です。
1047話ではONE PIECEの物語の中で大事なことが判明しました。
それは海賊王ゴール・D・ロジャーが悪魔の実の能力者でないことです。
カイドウのセリフから判明しており、さらに能力が世界を制することはなく、覇気が全てを凌駕するとも続けています。
その後、ルフィは自身の手を鬼ヶ島を打ち抜くほどの大きさにして今にも攻撃しそうなところ、モモの助に鬼ヶ島をどけろと言い放つのでした。
1048話
ONE PIECEコミックス104巻 1048話より
次にコミックス104巻 1048話『二十年』です。
ルフィの巨大な手による攻撃をカイドウは『火龍大炬(かえんだいこ)』という触れたものを溶かしてしまうほどの熱量で迎え撃とうとします。
それに対してルフィは触れずに攻撃ができると言い、奈落のどん底まで突き落とそうとするのです。
1049話
ONE PIECEコミックス104巻 1049話より
次にコミックス104巻 1049話『目指すべき世界』です。
ルフィとカイドウの渾身の攻撃がぶつかり合う中、カイドウはルフィに「お前が一体どんな世界を作れる!!?」と聞くのです。
それに対してルフィは「友達が腹いっぱいメシを食える世界!!!!」と叫び、カイドウを本当に奈落のどん底まで突き落とし勝利するのでした。
1053話
ONE PIECEコミックス104巻 1053話より
次にコミックス104巻 1053話『新しい皇帝達』です。
1053話ではルフィの新しい手配書が公開され、その写真がニカの姿なのです。
ここではもちろん新しい懸賞金額も公表され、ルフィの懸賞金額は30億ベリーになりました。
さらに新四皇も発表され、そこでもニカの写真が起用されています。
映画 ONE PIECE FILM RED
onepiece-film.jpより
最後に『ONE PIECE FILM RED』です。
こちらは劇場版で2023年夏に公開され、全世界興行収入が319億円にもなった大ヒット作です。
物語の終盤に幼馴染でありライバル的存在のウタをトットムジカから救うため、ルフィがニカの姿でシャンクスの攻撃とリンクさせながら戦う様子が描かれました。
ニカの伏線
ONE PIECEコミックス103巻表紙
ニカの伏線についてはいくつか言われているものがあります。
まずルフィがニカに覚醒する時に聞こえた、解放のドラムの『ドンドットット』の音です。
これは空島でルフィたちが宴をしている時のみに使われた音です。
空島は自然界の各神を信仰しており、ニカは太陽の神と呼ばれているので関係があると言われています。
次に太陽の神ニカと巨人族との関係です。
巨人族の島であるエルバフは昔から太陽の神を信じていたのです。
また巨人族のブロギーが初登場した時に『にかっ』と笑ったこともあり、エルバフや巨人族とも関係が深いでしょう。
他にもONE PIECEコミックス62巻の表紙で、ルフィの上に魚人島編で登場したメダカの五つ子が描かれており、ルフィの真上にいるのが次女の『ニカ』なのです。
そしてルフィの誕生日である5月5日まで伏線でした。
当初ゴムゴムの実だから5月6日生まれと思われていましたが、5月5日の5を漢数字に変換し分解するとカタカナの『ニカ』になります。
このように物語の序盤から、ニカに関して多くの伏線が散りばめられていたのです。
まだ残っている伏線も回収されるのが楽しみですね。
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