ルパン三世の映画アニメランキング8選

奇想天外な発想でお宝を盗み出すルパン三世。

世界中をまたにかける大泥棒ですが、愛嬌たっぷりでどこか憎めないルパンは世界中でも大人気です。

泥棒という事もあり、そこだけ聞いて作品を見なかった人も多いと思います。

しかし、ルパンはほかの泥棒とは違う魅力を持っています。

ルパンの魅力は語れば多くありますが、一番の魅力と言えば自分の欲望の為にお宝を盗まないというところです。

ルパンはいかに鮮やかにお宝を盗めるかというところに美学を感じ、お宝自体に執着しない変わった大泥棒です。

本気を出したところ以外はどこか抜けており、自らの事故やミスでお宝を失ってしまいますが、そんなルパンだからこそ、アニメ放送開始から多くのファンがついてきたのでしょう。

今回はそんなルパン三世を気軽に楽しめるアニメ映画を紹介していきます。

カリオストロの城

多くのルパンファンが、真っ先に紹介する映画と言っても過言ではないです。

何度見ても色あせない魅力があり、放映開始から今までも数多くの人を虜にしています。

そんなカリオストロの城は、あの大人気作品ジブリを設立した宮崎駿が初めて手掛けた劇場映画作品です。

モナコ国営のカジノに忍び込み、大金を盗み取ったルパンと次元ですが、実はこのお金はゴード札と呼ばれる精巧に作られた偽札でした。

それに気づいたルパンは、大量の札束を車からばらまきながら、ニセ札の製造場所と噂されているカリオストロ公国に向かいます。

カリオストロ公国に入ったルパンは、ドレス姿の少女が黒尽くめの男たちに追われているところを目撃します。

ルパンは、その少女を助け出しますが、船で現れた新たな追っ手に少女を連れ去られてしまいます。

その後、ルパンはその少女が残した指輪から、その少女がこの国の亡き大公の娘のクラリスだという事に気付きます。

その後、ルパンは、クラリスを救うために、指輪と同じ山羊の紋章がある大公の館へと向かいます。

すると館はすでに廃墟になっており、ルパンは7年前に大公夫婦は亡くなっており、それからはカリオストロ伯爵が国の政治を務めていることを知ります。

何か怪しいと悟ったルパンは、クラリスを助け、過去に駆け出しだったルパンが失敗したゴード札への謎を解明するために動き出します。

この作品の一番の魅力と言えば、ルパンと次元の繰り出す大ジャンプなのではないでしょうか。

一度この作品を見た方は印象に残っている人が多いと思います。

あの人間離れした大ジャンプを繰り出してしまうルパンは、人間離れした無敵の存在であることを無意識のうちに認識してしまいます。

しかし、その後、クラリスを助け出し、逃げようとするルパンは銃で撃たれピンチに陥ってしまいます。

いくら無敵のルパンでもしっかりとピンチは訪れることから、相手がより強力であることをしっかりと演出してきます。

このように無双するだけの展開では無く、しっかりと人間味のあるサスペンス要素を加えることで、一気に緊張感を持たしてくれます。

ルパン三世ハリマオの財産を追え!!


第二次世界大戦中に、マレー半島で名を知らしめた大怪盗ハリマオが残したとされる財宝を次のターゲットにしたルパン。

隠し場所のヒントとなるクマ、タカ、サルの3体のブロンズ像にヒントが隠されていることを知っていたルパンは、この三体のブロンズ像を手に入れることになります。

しかし、この財宝を盗むために立ちふさがる壁は、イギリス貴族のアーチャー卿でした。

アーチャー卿はユーロトンネルの爆発落盤事故によってロイド保険に70億ドル以上の負債を払わなければならない危機に直面していました。

しかし、そのような大金を支払えるはずもなく、アーチャー卿もルパンと同じくハリマオが残したとされる財宝をターゲットにします。

アーチャー卿の孫娘のダイアナは、ルパンと隠し場所のヒントとなる三体のブロンズ像のうちの一体鷹の像を奪い合います。

ルパンに勝利し、鷹の像を奪ったダイアナですが、しつこくルパンに追いかけまわされることになります。

そこに目を付け乱入してきた第三の勢力がありました。

それがカルト軍団のネオ・ヒムラーです。

ダイアナはヒムラーに鷹の像を奪われ、拘束されてしまいます。

しかし、そんなダイアナをルパンは鷹の像ごと華麗に取り返します。

この一件からルパンとアーチャー卿は手を組みもう一つのヒントが隠されている猿の像を探しに行きます。

その途中、アーチャー卿は大戦中にハリマオから直々に宝の秘密を聞いた事を語り始めます。

果たして、ハリオマが残した秘宝とは何なのでしょうか。

また、ネオ・ヒムラーとの戦いの行方はどうなったのでしょうか。

最初は敵同士だったルパンとアーチャー卿。

このアーチャー卿のモデルとなった人物は、あの最強の諜報員のジェームス・ボンドです。

ジェームス・ボンドと言えば、007シリーズの主人公で、どんな困難があっても必ず生き延びる伝説の人物です。

どおりであのルパンが苦戦するわけですが、最強と言われた男たちが手を組み協力しあうシーンは熱い展開を繰り広げます。

ルパン三世VS複製人間


ある日、一人の犯罪者が処刑されてしまいます。

警察の鑑定の結果、その犯罪者はルパン三世で間違いないとされますが、その結果を疑った人物がいました。

その人物が、銭形警部です。

自分の目で真相を確かめようと、ルパンの死体が置かれている古城へと向かいます。

今までルパンの奇想天外な策によってルパンを取り逃がしていた銭形は、ルパンにとどめを刺そうとするとその死体は爆発してしまいます。

爆発の衝撃でひっくり返る銭形の前に先ほど爆発したはずのルパンが現れました。

ルパンによると、爆発したルパンは偽物であるらしく、ルパンは銭形の前から姿を消します。

次のお宝のターゲットである小さな石を盗むためにエジプトにやってきたルパン。

ルパンも処刑された犯罪者が誰かわかっておらず、次元とその犯罪者は誰だったのかと話していました。

無事にお宝をゲットするも、ルパンと次元は銭形率いる警察団に包囲されてしまいます。

外で待機していた五右衛門も加わり、何とか逃げ出すことに成功したルパンたち。

盗んだお宝は、不二子とデートをするという約束でルパンは不二子に渡します。

実はこの石は、賢者の石という石で、この石のせいでルパンたちは、厄介ごとに巻き込まれるのでした。

ルパン三世VS名探偵コナン

東京の宝石店に怪盗キットが現れるのが始まりです。

コナンは、キットを追い詰めますが、後一歩というところで石川五右衛門によって邪魔されてしまい逃がしてしまいます。

しかし、コナンはこの怪盗キットの手口から、キットの正体がルパンの変装だということに気づきます。

その後、ルパンは峰不二子を人質に取っているアラン・スミシーと連絡を取ります。

ルパンは、アランに力を試されていただけで、次は貸金庫に保管されているチェリーサファイアを盗んで来いと命令します。

チェリーサファイアを頂戴すると予告状が警視庁に送られ、銭型警部、佐藤刑事、高木刑事は、ルパンを逮捕する為に銀行で待ち伏せます。

ルパンはお得意の睡眠ガスで警備の人を全員眠らせ意気揚々と立ち去ろうとしますが、ガスマスクを用意していた銭型警部と、佐藤刑事によって逮捕されてしまいます。

ここからルパンはさまざまな手を使い銭型たちから逃げ切れますが、とうとうコナンたちも動くことになってしまいます。

血煙の石川五右衛門


小さな女の子が大柄な男に、ご主人様からの依頼といい三枚の写真を見せた所から話は始まります。

その大柄な男はホークといい、ホークは写真を見ると何処かに行ってしまいます。

そのころ、五右衛門は用心棒として船の中にいました。

その船では、賭博が行われており、五右衛門は当時からなかなかの腕っ節でした。

用心棒をしていると、何処かの誰かが因縁をつけてきますが、五右衛門はそいつらを全員制圧するのでした。

そのころ、五右衛門が用心棒をしている船でルパン、不二子、次元が偶然にもばったり会います。

三人とも狙いは船のお金で、ホークが船を破壊してくれたこともあり、悠々とお金を盗むことに成功します。

一方五右衛門は、ホークを倒すこともできず、用心棒としての役目を果たすこともできずにホークを逃がしてしまいます。

後日、五右衛門は最高の形でホークとの再戦を果たすことができますが、力で押し切られてしまい、五右衛門はホークに敗北します。

五右衛門はこの敗北で剣を抜けなくなりますが、ホークを倒す為に、精神修行を始めるのでした。

次元大介の墓標


中世に東ドロアに落ちたとされるリトルコメットを狙っていたルパンと次元は動き出します。

無事にリトルコメットを回収できたルパンと次元ですが、この時から次元だけ狙われ始めます。

次元を狙っていたのは、この地域でうわさになっているヤエル奥崎という殺し屋で、奥崎はあらかじめ目標の墓を用意したり、さいころの出目で目標を殺す玉数を決めるなどといった奇妙な殺し屋でした。

奥崎は、必ず依頼主がいないと目標を定めないため、ルパンは次元だけが狙われていることから、リトルコメットは関係ないのではないかと思い始めます。

次元だけが狙われる理由とはいったい何なのでしょうか。

ワルサーP38


この作品はルパン三世でありながら、ルパン三世っぽくない作品です。

実際に、流血のシーンや、死体などをリアルに描写せず、内容もシリアスにならないルパン三世。

しかしこの作品は、かなりシリアスな内容になっており、流血の描写などもリアルに映し出されます。

一味違ったルパン三世を見てみたい方にはお勧めできる作品です。

この作品は、偽の予告状の情報を得たルパン三世が予告状の場所に忍び込んだのが始まりです。

会場に忍び込むと、かつてルパンが愛用していたワルサーP38がルパンの目に入ります。

その銃の使い手の正体が、素人暗殺組織のタランチュラの人間だったため、ルパンはタランチュラに潜入することにするのでした。

ルパン暗殺指令


盗みの際にミスを犯してしまい、警察に追われてしまうことになったルパンと次元。

こっそりとばれないようにアジトに戻りますが、外を確認してみると沢山の警官にアジトが包囲される事になってしまいます。

さらに銭型警部も現れ、絶体絶命の状況になります。

しかし、銭型はアジトを包囲している警官を帰し、単身でアジトに乗り込んできます。

何か作戦があるのかと疑っていたルパンですが、銭型はアジトに入るや否や机の上に大量の酒を置き、そのうちのひとつを飲み始めました。

何があったのかと戸惑う次元とルパンでしたが、銭型は昨夜のお昼にルパン三世の専属捜査から解任された事をルパンに話し出します。

これで晴れてルパンたちの敵ではなくなった銭型は、ルパンにひとつの忠告をします。

それは、銭型の替わりにルパン専属捜査の指揮をする新人の話でした。

彼の名はキース・ヘイドンといい、彼は傭兵上がりのかなり腕の立つ人物です。

彼は、ルパンたちの逮捕が目的ではなく、暗殺を上から命令されているようでした。

果たしてるパンたちは、キースの暗殺から逃げ切ることができるのでしょうか。

 

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