五等分の花嫁の人気の理由10選まとめ!なぜ人気?

『五等分の花嫁』は累計発行部数2,000万部超の大人気マンガを原作としたアニメです。

2022年5月に公開された、劇場版「映画『五等分の花嫁』」は、興行収入約22億4000万円、観客動員数約170万人を記録しました。

この記事では、そんな『五等分の花嫁』の人気の理由を10選ご紹介いたします!

個性豊かな五つ子のヒロインたち!


まずこの作品の一番の特徴が、ヒロインが五つ子で恋愛対象が最初から5人います。

5人のヒロインはそれぞれ性格が異なります。

ヒロインの性格

名前姉妹ヒロインの性格
一花(いちか)長女からかい上手の小悪魔で、面倒見の良いお姉さん気質。でも無茶しがちで放っておけない一面もある
二乃(にの)次女姉妹思いで料理上手で女子力が高いけど、ヒステリックで攻撃的な性格の
三玖(みく)三女引っ込み思案で自分に自信が持てないけど素直で頑張り屋
四葉(よつば)四女運動神経抜群で人懐っこく、天真爛漫だけど頼まれたら断れない性格
五月(いつき)五女しっかり者で頑固者だけど、大食いで天然な性格

五つ子の中で1番人気は三女の中野三玖ですが、五つ子それぞれに一定数のファンが付いています。

バラエティー豊かなヒロイン達が登場するからこそ、幅広い視聴者層に受け入れられるのでしょうね!

豪華な声優陣

声優が実力派揃いで豪華なことも人気になった要因です。

【主人公と五つ子の声優】

  • 上杉 風太郎(CV:松岡禎丞)
  • 中野 一花(CV:花澤香菜)
  • 中野 二乃(CV:竹達彩奈)
  • 中野 三玖(CV:伊藤美来)
  • 中野 四葉(CV:佐倉綾音)
  • 中野 五月(CV:水瀬いのり)

原作を知らなくても、声優好きな人からの人気が高いことが予想できます

また、大体のアニメのOP・EDはバンドやアーティストが歌っていることが多いですが、『五等分の花嫁』は五つ子の声優たちがOP・EDの歌唱を担当しています。

五つ子たちがOP・EDを歌うことで、アニメの世界観や雰囲気がより楽しめるものになっています。

明るい雰囲気に見えてシリアスなシーンが多い。

『五等分の花嫁』はぱっと見のビジュアルを見ると、明るいコメディ物かと思うかもしれません。

しかし、物語は恋愛がメインなだけあり、女性特有の独占欲や意地の張り合いのどろどろしたシーンや、家族間の問題などシリアスなシーンが多いです。

このギャップ性も物語に引き込まれる要素の一つです。

花嫁は誰なのかと考察しながら見るのが楽しい。

『五等分の花嫁』は冒頭の時点で、風太郎と五つ子の内の一人との結婚式の回想シーンから始まります。

そしてヒロインは五つ子で顔が一緒で冒頭シーンに登場するの花嫁を見ただけでは五つ子の誰が花嫁なのか推察するのが難しいですが、物語が進むにつれて、花嫁のヒントが出てきたりします。

推理モノ的な楽しさがあり、最後まで見終わってすべての伏線がきれいに回収されたときは感動しますよ!

風太郎の主人公としての成長。


主人公である風太郎は、成績が最悪の五つ子の家庭教師として雇われることになります。

最初は勉強しか頭になく、恋愛や絆のことなんて全く気にも留めない風太郎と五つ子たちの相性は最悪で、衝突ばかり繰り返していました。

しかし、五つ子たちと触れ合っていくうちに、

風太郎も五つ子たちことを理解しようと努力します。

時には自分の身を挺して五つ子を守ろうとする場面も見られるようになります。

そのうち、どんどん人情が出てきて、五つ子たち無しでクラスメイトと

海で遊んだ後、どこか物足りなく寂しそうな顔も見せるようになります。

そんな困難と自らの過去を乗り越えながら主人公の成長を見られることも

人気の要素の一つになっています。

また、終始風太郎のキャラはぶれません。

優柔不断だったりせず、すぐに決断し行動し、

思ったことをと伝える性格は風太郎の大きな魅力の一つです。

五つ子一人一人に焦点を当てたストーリー。

この作品はヒロインが五人登場しますが、焦点が当てられるヒロインが

入れ替わりながら物語が進んでいきます。

そのため、1つのアニメーションを楽しんでいるというよりかは、一人一人のヒロインのショートアニメを見ているような感覚になります。

だれか一人に偏って焦点を多く当てるのではなく、ヒロイン全員に焦点を

当てて、心情などを深堀してくれているのもこのアニメの魅力です。

ヒロイン一人一人のシーンに見どころやキュンとなるシーンがあります。

五つ子たちの風太郎への扱いのギャップ。


最初は風太郎に対しあまり協力的ではなかった五つ子たちも、真摯に向き合ってくれる風太郎の姿勢に徐々に態度が軟化していき、それは恋愛感情に変わっていきます。

出会った当初と、恋心を自覚した後の五つ子たちの態度のギャップもファンを引き付ける魅力の一つでしょう。

特に次女の二乃は、最初は風太郎のことを異分子とみなし、排除しようとしてきつい言葉を浴びせたりして敵対していましたが、風太郎に惚れてからはデレデレになって猛アタックするようになるので、かなりギャップ差があります。

不器用な姉妹間と家族の絆。

五つ子の母親はすでに他界しており、今は医者である義理の父親に引き取られて生活しています。

引きと垂れたとはいえ、マンションの部屋だけ与えられて父親とはほぼ別居状態です。

不器用な五つ子たちは、泣き母親との「皆ずっと一緒にいて。」という約束を

守るために必死になり、ぶつかり合ったりします。また、義理の父親も不器用な人で五つ子たちとの距離の取り方が分からない人でもあります。

しかし、娘を守るために、未来のためを思って最善の方法を考えていました。

不器用な姉妹たちと親子が、ぶつかり合いながら絆を深めていくシーンは胸を打つものがあります。

最後はきちんと一人が選ばれる。

賛否両論の要素であるかもしれませんが、この作品では五つ子の中から最後は一人だけが選ばれます。

ハーレム漫画によくある「ある一人を選ばずにぼかして終わる」といった終わり方ではないんですね。

ヒロインたちにとってはある意味残酷な選択ですよね。選ばれなかったことに涙を流しているヒロインのシーンは切なくて胸が痛くなります。

自分の好きなヒロインが選ばれなかったことへの不満の声もあったようですが、

伏線がしっかりと回収されていて、多くの視聴者が納得のいくような完結の仕方になっています。

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