ゲッコーモリアの若い頃や昔のエピソード!全盛期の強さ・懸賞金・月光との関係性は?

今回は、『ワンピース』に登場するゲッコー・モリアについてまとめていきたいと思います。

 

元王下七武海のメンバーの一人だったモリアは、スリラーバーク編でルフィに敗北してしまいました。

しかし、かつてはカイドウと争ったこともあったり、王下七武海に選ばれていることから、かなり強いキャラクターであることがわかります。

モリアの若い頃の武勇伝や逸話、エピソードはどんなものがあるのでしょうか?

また、若い頃はどのくらいの強さがあったのでしょうか?

 

モリアの若い頃に焦点を当てて、エピソードや強さなどについて考察していきます。

モリアの能力や技は?

角刀影(つのとかげ)

出典:ONEPIECE

モリアは、カゲカゲの実の能力者です。

影を操って攻撃をしたり、相手の影を奪い取ったりすることができます。

具体的にどのような技があるのでしょうか。

詳しくまとめていきたいと思います。

影を使用してゾンビを生み出す

ゾンビ(オーズ)

出典:ONEPIECE

スリラーバークでは、数多くのゾンビが登場し、麦わらの一味を恐怖に陥れました。

モリアの兵士となるゾンビたちは、モリアのカゲカゲの実の能力によって動くことができます。

モリアは、相手の影を奪うことができ、奪った影を死体に与えることで、死んだ人間も動くことが可能になるのです。

 

また、モリアの部下には、Dr.ホグバックがいます。

ホグバックは、チョッパーが尊敬する程の医者です。

ホグバックの医者としての知識と技術を使用して、どんなにボロボロの死体でも修復してしまいます。

修復を施された死体に影を入れることで、動く死体、つまりゾンビ兵が生み出されていたのです。

 

生み出されたゾンビの強さは、死体の強さと、元の影の所有者の強さで決まります。

強い死体と強い影を組み合わせることで、強いゾンビ兵を生み出すことができるのです。

また、ゾンビ兵の性格は、影に依存します。

ホグバックの助手であるシンドリーは、体は過去に死んだはずの女優でした。

シンドリーには、マルガリータという女性の影が入れられています。

マルガリータは、昔、婚約していた男の愛を試すために、男の家宝である十枚の皿を割りました。

そして、男から婚約破棄され、家を追い出されてしまったのです。

それ以来、マルガリータは皿が嫌いになってしまいます。

マルガリータの影を入れられたことで、シンドリーも皿が嫌いで、皿を投げて攻撃するなどの行為が見られました。

 

ゾンビは、元々死んでいるため、痛みを感じません、

攻撃を与えても、死ぬことがない不死身の体なのです。

しかし、ゾンビにも弱点があります。

海水や塩をゾンビにとって弱点で、海水をかけられたり、塩を口に入れられたりすると、影が浄化され、ただの死体になってしまいます。

 

他のゾンビを倒す方法としては、ゾンビの背骨や腱、骨などにダメージを与えることです。

いくらゾンビと言えど、元は普通の人間の体です。

動けるようにホグバックによって、修復されただけで、背骨を砕いたり、腱に傷を与えたりすることで、体が動かなくなってしまいます。

痛みも感じず、殺すまではできませんが、身動きを取れなくすることはできるのです。

影法師(ドッペルマン)

影法師(ドッペルマン)

出典:ONEPIECE

モリアの影を影武者のように使用することもできます。

モリアの影は、モリアから離れてモリアの分身のように動くこともでき、分身自身が相手に攻撃を与えたり、自由に行動することができるのです。

 

モリア本体と影法師(ドッペルマン)は、入れ替わることも可能です。

麦わらの一味である、ニコ・ロビンがモリアに攻撃を与えた際、倒したかと思われましたが、ロビンが攻撃をしたのは、影で結局モリアを倒すことはできませんでした。

ロビンが攻撃を仕掛けたときに、モリア本体と影法師(ドッペルマン)を瞬時に入れ替えたために、モリアを倒すことができなかったのです。

影の集合地(シャドーズ・アスガルド)

影の集合知(シャードーズアスガルド)

出典:ONEPIECE

モリアの支配下にある影を全て吸収し、モリア自身の戦闘能力を大幅にアップさせることができます。

影は取り込んだ分だけ、自身の戦闘能力が上がります。

モリアとの戦闘に向けて、ルフィも100体の影を取り込むことで、ナイトメアルフィになり、大幅な戦力アップに成功しました。

 

モリアは、1000体もの影を取りこむことで、戦闘能力をアップさせ、巨大化しました。

しかし、影を複数取り込む行為は、かなり体へ負担がかかる行為なのです。

モリアは1000体の影に耐えることができず、意識が薄れたり、制御ができず、まともに戦うことができなくなりました。

攻撃を浴びることで、影の制御ができなくなり、取り込んだ影を解放してしまい、モリアは敗北してしまいました。

 

リスクも多い技ですが、きちんと使用すれば、かなりの強さになりえる技です。

自身の取り込める影の量をしっかり把握していれば、ルフィにも勝つことができたかもしれません。

モリアの若い頃!昔は?

幼少期のモリア

出典:ONEPIECE

モリアの年齢は初登場には48歳で、新世界編からは、50歳になっています。

意外と高齢ですが、王下七武海に選ばれているところを見ると、若い頃には、海賊として世間を騒がせ、活躍していたと思われます。

モリアの若い頃のエピソードについて紹介していきたいと思います。

ロジャーの処刑を見ていた!?

ロジャーの処刑を見るモリア

出典:ONEPIECE

24年前、海賊王のゴール・D・ロジャーが、東の海(イーストブルー)のローグタウンで処刑されました。

処刑には、数多くの人が見に集まり、人だかりができています。

モリアはその人だかりの中で、ロジャーの処刑を見守っていたのです。

 

モリアの他にも、四皇のシャンクス、元王下七武海のジュラキュール・ミホークや、ドンキホーテ・ドフラミンゴ、サー・クロコダイル、バギーなども処刑場にいたとされています。

大海賊時代の幕開けを前に、モリアもまた海賊王への道を歩むことになったのです。

カイドウとの関係

カイドウVSモリア

出典:ONEPIECE

ロジャーの処刑から1年後、モリアはゲッコー海賊団という海賊の船長をして旅を続けていました。

現在のスリラーバーク海賊団と別の海賊団を組織して名を挙げていたモリア。

ワノ国で、カイドウと争いを繰り広げる程の強さを持っていました。

 

モリアはカイドウに敗北してしまうものの、カイドウとモリアの戦いは、他の海賊たちにも知れ渡る伝説となっています。

四皇のカイドウと互角の争いを繰り広げたとして、モリアが恐れられている原因の一つとなったのです。

部下を失う

部下を失ったモリア

出典:ONEPIECE

モリアは、23年前の時点では、ゲッコー海賊団と呼ばれる別の海賊団を率いていました。

ゲッコー海賊団は、現在壊滅しており、部下を全滅させられています。

どのような原因で、誰にやられたのかは明らかにされていません。

 

仲間を失った過去から、スリラーバーク海賊団を結成し、自身のカゲカゲの実の能力を使用して、不死身のゾンビ兵を生み出すこととなりました。

モリアの全盛期の強さはカイドウと互角?

ゾンビの兵力があれば、当時のカイドウを倒せる

出典:ONEPIECE

モリアの若い頃のエピソードとして、カイドウと戦いを繰り広げたことが挙げられます。

カイドウとの戦いではどのような活躍を見せ、カイドウと戦ったのでしょうか。

 

モリアがカイドウとの戦いを繰り広げたのは、23年前です。

ワノ国の鈴後まで、モリアは進撃をし、カイドウを追い詰めていました。

当時のワノ国は、カイドウがワノ国を裏で牛耳っており、将軍の黒炭オロチと共に独裁政治を行っていました。

 

カイドウとの戦闘シーンは描かれていませんが、後にカイドウと渡り合ったと言われる程には、善戦したと思われます。

カイドウとの戦争では、残念ながら敗北してしまったモリア。

しかし、戦争の最中に、モリアはワノ国で思わぬ収穫を手にしました。

リューマの死体と、リューマが使用していたとされる刀、秋水です。

モリアは、鈴後にあるリューマの墓を荒らし、死体と秋水を盗みました。

その後、リューマを死体を修復し、ゾンビ兵として蘇らせることに成功します。

後に新たに設立されたスリラーバーク海賊団を支える大きな戦力として、リューマは活躍しました。

 

モリアのカイドウとの戦争でどのくらい活躍したのかは、モリアのその後の活動からも分かります。

カイドウとの戦争に敗れ、ゲッコー海賊団の仲間を失った後、リューマなどのゾンビ兵を作り出し、スリラーバーク海賊団を結成します。

そして、王下七武海に任命されたのです。

王下七武海に選ばれるためには、強いことはもちろん、世間への影響力も必要です。

カイドウとの戦争の後に、王下七武海に選ばれたということは、戦争をキッカケに名が一気に世界に知れ渡り、強さが世界的に認められたと考えられます。

ゲッコーモリアと月光の関係性

ゲッコー・モリア

出典:ONEPIECE

モリアの名前から、よく月光というワードが囁かれることがあります。

ゲッコーを漢字にすると月光と読めるためです。

モリアと月光にどのような関係性があるのかを考察していきます。

モリアは光月家の人間!?

光月家の墓

出典:ONEPIECE

月光と聞くと考えられるのは光月家です。

モリアは光月家と何か関係があるのかもしれません。

モリアの名前や顔付きからワノ国の出身ではないと予想されます。

おでんやモモの助とは、さすがに血縁関係はないでしょう。

 

モリアが光月家と関係があるとすれば、光月家とモリアには深い絆で結ばれた絆のようなものがあるのではないでしょうか?

光月家とモコモ公国は、固い絆で結ばれており、友好関係がありました。

これと同じように、光月家とモリアにも繋がりがあると考えられます。

 

モリアは23年前にワノ国に辿り着き、カイドウと戦争をしています。

ワノ国に辿り着くことはかなり難しく、簡単に入国することはできません。

モリアがワノ国に入国することができたのも、光月家と繋がりがあったからではないでしょうか?

モリアのホラーなイメージ

不気味な月明り

出典:ONEPIECE

モリアの初登場は、スリラーバーク編です。

魔の三角地帯(フロリアントライアングル)に、巨大の島を模した船であるスリラーバークを構え、ホラーの要素を全開に演出していました。

ゾンビが現れたり、幽霊が出てきたり、ブルックも骸骨の姿で登場したりと、かなりホラー要素を取り入れたストーりーでした。

モリア自身もホラー要素の強いデザインがされており、モリアの住んでいる城も『ホーンテッドマンション』のように不気味に描かれていました。

 

ホラーで不気味な夜をイメージさせるために、モリアの名前がゲッコーと設定されたのではないかと思います。

ゲッコーは月光と漢字表記することができ、夜のイメージが強く表されています。

つまり、ワノ国の光月家とは、何の繋がりもなく、夜をイメージさせるためのものであると推測しています。

モリアの懸賞金

新世界編、モリア

出典:ONEPIECE

モリアの懸賞金は、3億2000万ベリーです。

カイドウとの戦争前には、懸賞金が付けられていたモリア。

戦争後に、カイドウと渡り合ったということで懸賞金がアップしてもおかしくなかったと思います。

しかし、その後王下七武海に加入したため、懸賞金はアップすることはありませんでした。

 

頂上戦争編以降は、ドフラミンゴによって殺されかけたところで突如姿を消し、消息が不明になっていました。

そのまま、王下七武海を脱退し、世間的には、頂上戦争で死亡したとされていました。

しかし、新世界編で生存していたことが判明します。

新世界編以降も懸賞金は3憶2000万ベリーと金額の変動はありません。

 

世間的に、死亡したとされていたことから、懸賞金のアップも検討されていなかったと思われます。

モリアは、仲間のアブサロムが黒ひげに捕まったことで、黒ひげが拠点にしているハチノス島へ乗り込みました。

以降の展開、消息がどのようになったのかは描かれていませんが、黒ひげとモリアが対立したことがニュースとなり、生存が明らかにされたため、今後、懸賞金がアップする可能性もありますね。

モリアの声優


アニメ版『ワンピース』では、モリアの声優を宝亀克寿が担当しています。

ちなみにジンベエの声優も務めています。

他のアニメでも、老人の役を務めることが多い、宝亀克寿。

 

モリアの声を演じているときは、声もある程度高く、ジンベエを演じているときと比べるとかなりギャップを感じます。

 

頂上戦争編では、ジンベエとモリアが戦闘するシーンが描かれていました。

もちろんどちらも宝亀克寿が声優を務めています。

そのため、ジンベエVSモリアの戦闘に関しては、一人で全て演じていたことになります。

甲高い声が特徴のモリアと、低く落ち着いた渋い声が特徴のジンベエを使い分けて演じるのは、すごいですね。

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