ワンピースの赤犬(サカズキ)のモデルは菅原文太!赤犬と青キジが決闘した理由は?黄ザルとは仲良し?

今回は、『ワンピース』に登場する赤犬(サカズキ)と青キジ(クザン)が決闘した理由や黄猿(ボルサリーノ)との関係について考察していきたいと思います。

 

海軍本部の最高戦力として登場した、三大将である赤犬、青キジ、黄猿の3名。

全員が自然系(ロギア系)の悪魔の実の能力者で、あまりの強さに登場時は、読者に衝撃を与えました。

頂上戦争が終わってから、世界情勢は大きく変わり、海軍本部内部にも様々な変化が見られました。

三大将についても新世界編から変更されています。

 

それでは、サカズキを中心に、青キジや黄猿との関係性や決闘について考察していきましょう!

赤犬の悪魔の実はマグマグ!どんな能力?

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出典:ONEPIECE

赤犬ことサカズキは、初登場の際には、海軍本部大将の地位に就いていました。

新世界編以降は、海軍本部元帥に昇格しています。

 

サカズキの掲げる正義は、掲げている正義、信念は、徹底的な正義です。

どんな理由があろうと、悪を許さず、悪を根絶やしにするには、どんな犠牲も厭わないという考えを持っています。

 

サカズキは、自然系(ロギア系)悪魔の実の能力者でマグマグの実の能力です。

マグマを操ることができ、自身の体もマグマに変化させることができます。

 

マグマの力は、サカズキが本気を出せば、島一つの気候を変えてしまう程の威力があります。

またマグマの攻撃に当たってしまうと、体が焼けただれてしまい、どの攻撃もほぼ即死に繋がってしまいます。

 

頂上戦争では、氷の地面にいる白ひげ海賊団たちにマグマを浴びせ足場を失わせました。

また、エースと対峙した際には、能力の相性から、エースの火を焼き尽くし、圧倒。

エースの体を拳で貫き、エースを死に至らしめました。

 

エース、白ひげの死後もルフィを世界的犯罪者のドラゴンの息子であることや、エースの弟であることからルフィを狙って攻撃を続けます。

サカズキの猛攻を止められるものはおらず、元王下七武海のジンベエもルフィを抱えて逃げるのに精一杯でした。

それどころか、ジンベエですらマグマの攻撃を避けきることができず、自身も攻撃を食らってしまいました。

赤犬の強さを他のキャラクタ―と比較して考察してみた(黄猿と青キジは除く)

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出典:ONEPIECE

海軍の最高戦力と言われる大将の地位(現在は元帥)に就いており、またその過激な思考から、海軍の中では、最も強いキャラクターだと予想されています。

しかし、サカズキは、まだあまり戦闘が描かれたことはありません。

一番、戦闘が描かれたのは、白ひげ海賊団との戦いが描かれた頂上戦争でした。

 

頂上戦争では、グラグラの実の能力で暴れる白ひげと何度も対峙しました。

白ひげにとっては、海軍の最高戦力である大将たちも、子供のように扱われます。

あのサカズキですら、白ひげから何度も攻撃を浴びせられました。

 

白ひげとの戦いの中でも、しっかり功績を残しており、マグマグの実の能力で、白ひげの顔面を左半分のみ焼き潰して、重症を負わせるなどしています。

ちなみに、頂上戦争でサカズキに攻撃を浴びせたのは、白ひげのみでした。

 

頂上戦争の後半には、エースの死を目の当たりにして、再起不能となってしまったルフィを助けるために、白ひげ海賊団やインペルダウンからの脱獄組がルフィを逃がすために奮闘します。

サカズキは、ルフィを逃がすまいと猛攻を続けました。

 

革命軍のイワンコフとイナズマは、ルフィを守るためにサカズキに立ち向かいました。

しかし、2人ともサカズキに瞬殺されてしまいます。

 

ルフィを担いで逃げるジンベエは、襲ってくるサカズキに対して、反撃しますが、サカズキには効きません。

そのまま、サカズキの攻撃を食らい、ジンベエを貫通して、ルフィの胸まで抉られてしまいます。

頂上戦争終盤には、四皇のシャンクスがサカズキの攻撃を止めたことで、頂上戦争が終結しました。

 

革命軍幹部や王下七武海クラスよりは、明らかに戦力は上であることが分かります。

また白ひげと互角に戦ったことや、シャンクスに攻撃を止められていることから、四皇の海賊団船長と同等の強さであることが伺えます。

赤犬のモデルは菅原文太説

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出典:ONEPIECE

『ワンピース』の登場人物は、実在する歴史上の人物や有名人をモデルにされていることが多くあります。

三大将は、日本の名俳優をモデルにされたと作者も公表しているのです。

クザンは松田優作、ボルサリーノは田中邦衛がそれぞれモデルになっており、容姿はかなりそっくりに描かれています。

 

赤犬サカズキは、菅原文太がモデルとなっています。

『仁義なき戦い』シリーズの菅原文太を特に意識してデザインされています。

サカズキは広島弁を話しますが、それも『仁義なき戦い』シリーズの菅原文太を意識した結果と思われます。

 

菅原文太本人もサカズキのことを認知しており、テレビ番組に出た際には、サカズキについて言及していました。

ちなみに、サカズキと菅原文太は、誕生日が同じで、8月16日生まれとされています。

赤犬のモデルは麻生説

 

サカズキのモデルは、元内閣総理大臣の麻生太郎ではないかという噂もあります。

作者が、サカズキのモデルは、菅原文太だと名言しているため、麻生太郎がモデルであるという説は間違っていると言えます。

しかし、サカズキと麻生太郎の写真を見比べると、確かに顔が似ているのは事実です。

赤犬と青キジが決闘した理由

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出典:ONEPIECE

頂上戦争が終了し、世界情勢は大きく変化しました。

海軍にもその変化が見られ、海軍元帥のセンゴクと中将のモンキー・D・ガープが前線から退くことになりました。

センゴクが前線から退いたことで、新たな元帥を選ぶことになった海軍。

 

センゴクは、青キジことクザンを推薦しました。

しかし、世界政府の上層部からは、赤犬ことサカズキが元帥への推薦を受けます。

こうして、サカズキvsクザンの対立構図が生まれ、どちらが元帥になるのかを巡って決闘することになったのです。

 

海軍の最高戦力と呼ばれる、サカズキとクザン。

マグマグの実とヒエヒエの実の能力である2人が、戦えばその場所は悲惨な程に破壊されてしまうことが予想されます。

そこで、決闘の場所に選んだのが、新世界にある島パンクハザードです。

 

パンクハザードではかつて、世界政府の研究施設がありました。ベガパンクがパンクハザードであらゆる研究を行っていたのです。

しかし、科学者のシーザー・クラウンによって化学兵器が島中にバラまかれてしまい、パンクハザードは、生き物が生きていける環境ではなくなってしまいました。

 

頂上戦争が終わったときには、島中に充満していた毒ガスが薄まっており、生物もいなかったため、決闘の舞台にパンクハザードが選ばれたのです。

 

サカズキとクザンの元帥の座をかけた決闘は10日間にも及びました。

徹底的な正義という信念を掲げるサカズキと、ダラけきった正義を掲げるクザン。

真反対の正義を掲げる2人は、自分の掲げる正義のため、全力で戦いました。

 

その戦いは、パンクハザードの天候を変えてしまう程です。

決闘から2年が経過して、麦わらの一味がパンクハザードを訪れたときには、島の半分は燃えており、もう半分を雪国のようになっていました。

 

そして決闘の結果、サカズキが勝利し、元帥の地位に就くことになったのです。

決闘による傷なのか、新世界編からのサカズキもクザンも大きな傷跡が残っています。

赤犬と黄猿は仲良しで盆栽好き?

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出典:ONEPIECE

掲げる正義が真反対であったサカズキとクザンは、考え方の違いから対立することもありました。

黄猿こと、ボルサリーノはどうでしょうか?

 

ボルサリーノの掲げる正義は、どっちつかずの正義です。

サカズキともクザンとも違い、中立の立場にいる正義を掲げています。

 

掲げる正義のせいもあってか、サカズキとボルサリーノが対立しているところは、描写されたことがありません。

また、ワノ国編でカイドウとビッグ・マムが同盟を結んだことが知らされたシーン。

このとき、ボルサリーノはワノ国に行こうとしました。

 

しかし、世界政府に加盟していないワノ国の侍たちの強さを危惧して、サカズキはボルサリーノを止めました。

正義のためなら犠牲も厭わない考えのサカズキにしては、珍しく冷静で消極的な判断であったと感じました。

 

また、ボルサリーノとは同期の関係で、これまで数々の苦楽を共にしてきたと考えられます。

ボルサリーノに対しては、他の海兵とは何か違い、同期としての情があるような気がします。

 

仲良しであるかどうかはわかりませんが、少なくとも険悪な仲ということはなく、信頼関係にはあるのではないかと思われます。

赤犬の声優は誰?他のアニメで演じたキャラクターは?

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出典:ONEPIECE

サカズキのキャラクターモデルは、菅原文太でした。

そんなサカズキの声優は誰が務めていたのでしょうか?

 

立木文彦がサカズキの声優を務めています。

またロビンの過去編で登場した際は、中尾みち雄がサカズキの声優を務めています。

 

 

立木文彦は数々の作品に声優として登場しています。

『BLEACH』では更木剣八と声優を務め、『新世紀エヴァンゲリオン』では、碇ゲンドウの声優も担当しています。

『ワンピース』では、過去にもクリークの声を担当していました。

 

『世界の果てまでイッテQ!』ではナレーションを担当。

ダンディでハイテンションなナレーションを聞いたことがある方も多いと思います。

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