鬼滅の刃202話ネタバレと感想 【帰ろう】

今回は202話『帰ろう』のネタバレと感想です 。

前回のおさらい


前回では無惨の出生の秘密が明らかになりました。

無惨は日光に灼かれ、完全に消滅しました。

消滅前に無惨は炭治郎に自分の血と力を注ぎ込み、炭治郎を鬼化させます。

そして冨岡は炭治郎の殺害を鬼殺隊隊士に命令します。

伊之助が炭治郎を斬ろうとしますが、どうしても炭治郎の首を斬ることができない伊之助でした。

 

202話のネタバレ

禰豆子、涙の再会

首を斬れなかった伊之助に襲いかかる炭治郎。

誰も炭治郎を止めることはできず、伊之助が殺されたと思いましたが、伊之助は無事でした。

なぜなら禰豆子が鬼となった炭治郎に抱きつき、動きを止めていたからです。

禰豆子 炭治郎

出典:鬼滅の刃

炭治郎の爪や牙が食い込み禰豆子は流血してしまいますが、決して離しませんでした。

禰豆子は炭治郎を抱き寄せ、涙を流しながら伝えます。

お兄ちゃん ごめんね」と。

ずっと私何もわからなくなっててごめんなさい お兄ちゃん独りに全部背負わせたね どうしていつもお兄ちゃんばっかり苦しいめにあうのかなあ どうして一生懸命生きてる優しい人達が いつもいつも踏みつけにされるのかなあ」と禰豆子の言葉は続きます。

さらに「悔しいよ お兄ちゃん 負けないで あともう少しだよ 鬼になんてなっちゃっただめ 帰ろう ね 家に帰ろう」と禰豆子は炭治郎を諭すようにずっと語り続けました。

禰豆子 炭治郎

出典:鬼滅の刃

しかし炭治郎の攻撃は止まりません。

禰豆子の言葉を聞き、突如うなり声を上げる炭治郎。

禰豆子 炭治郎

出典:鬼滅の刃

禰豆子の体に、さらに深く爪を突き立てて抉っていきます。

苦しむ禰豆子を見ておられず、負傷した善逸が駆けつけます。

炭治郎 やめろーっ!! 禰豆子ちゃんだぞ 元に戻ってる 人間に戻ってる こんなことしたら死んじゃうよ!! お兄ちゃんて呼んでるだろ!!」と善逸は炭治郎に言いました。

善逸に引き続き炭治郎に声をかけたのは伊之助でした。

ガーガー言うな 禰豆子に怪我とかさせんじゃねえ お前そんな…そんな奴じゃないだろ」と涙を流しながら話しかけました。

さらに伊之助は「あんなに優しかったのに…!! 元の炭治郎に戻れよォオオ!!」と続けて言いました。

しかし残酷にも、3人に囲まれた炭治郎が放ったのは無惨の使用していた衝撃波でした。

禰豆子 炭治郎

出典:鬼滅の刃

善逸・伊之助・冨岡は吹き飛ばされてしまいます。

炭治郎にしがみついていた禰豆子は言葉をかけ続けますが、炭治郎はまるで無惨のように背中から触手を生やし、善逸たちに襲いかかろうとします。

禰豆子 炭治郎

出典:鬼滅の刃

善逸に襲いかかる無数の触手。

体力の限界を迎えている冨岡が、苦悶の表情を浮かべながら、水の呼吸 肆ノ型打ち潮」で触手を弾いていきます。

攻撃に対処しながら、炭治郎を殺す方法を考える冨岡。

しかし、日光も赫刀も克服した炭治郎を倒す方法を思い浮かべることができません。

と、その隙に再び衝撃波を口から放とうとする炭治郎。

禰豆子は左手でそれを受け止めてしまい、禰豆子は大量の出血をしてしまいます。

禰豆子 炭治郎

出典:鬼滅の刃

禰豆子の説得は続いているものの、炭治郎は暴れ回り続ける一方でした。

しかしここで、冨岡の脳内に疑問が浮かびました。

  • なぜ炭治郎は血の滴る禰豆子を殺さないのか
  • なぜ攻撃が逸れつつあるのか

それは間違いなく、炭治郎が体内で鬼の血に抗っていたためでした。

だが炭治郎の自我を取り戻すなど、奇跡ほど容易くないことだと、冨岡は分かっていました。

そして戦場近くの建物の日陰から、戦いを見守る愈史郎。

太陽の元では血鬼術が使えないため、歯を食いしばって戦いを見守るしかありませんでした。

カナヲの覚悟


愈史郎の前を、突如カナヲが通りかかります。

フラフラの状態で戦場へ向かうカナヲ。

炭治郎…… 禰豆子ちゃん…… 可哀想に……」と涙を浮かべながら炭治郎の元に向かいます。

禰豆子 炭治郎

出典:鬼滅の刃

カナヲは、自らの腰にしまっていた薬のことを思い出しました。

その薬は珠世が作り、蟲柱・胡蝶(こちょう)しのぶがカナヲに託した人間戻りの薬でした。

藤の花から作られた人間戻りの薬を手に取り、カナヲは天国のしのぶに伝えます。

私の目を片方残してくれたのは このためだったんだね 姉さん」と。

 

禰豆子 炭治郎

出典:鬼滅の刃

炭治郎は鬼になってすぐの状態のため、体に慣れておらず攻撃を掻い潜れるはず

そう考えたカナヲは、花の呼吸 終ノ型彼岸朱眼(ひがんしゅがん)」を使い、炭治郎の元へと向かっていきました。

炭治郎の攻撃を掻い潜り、目の前まで接近したカナヲ。

そして炭治郎に人間戻りの薬を注入することに成功します。

カナヲは反撃を受けてその場に倒れてしまいますが、カナヲの残した「禰豆子ちゃん泣かせてはだめだよ…」という言葉が、炭治郎の心に深く響きました。

禰豆子」という言葉に反応し、自我を取り戻し始める炭治郎。

そして次の瞬間、炭治郎の大きな心音がドクンと響き渡りました。

202話の感想


ついに禰豆子ちゃんは炭治郎と再会することができましたね。

しかしまさかの炭治郎の鬼化で最悪の再会となってしまいました。

身を呈して炭治郎の鬼化を止めようとする禰豆子ちゃん。

ずっと私何もわからなくなっててごめんなさい お兄ちゃん独りに全部背負わせたね どうしていつもお兄ちゃんばっかり苦しいめにあうのかなあ どうして一生懸命生きてる優しい人達が いつもいつも踏みつけにされるのかなあ」というセリフに思わず涙が止まりませんでした。

そしてもう一人、カナヲちゃんです。

しのぶさんから託された人間戻りの薬をこれまた身を呈して炭治郎に注入することができました。

しかしその代償はもう片方の目の失明というものとなってしまいました。

禰豆子ちゃんとカナヲちゃん、今回は女の子が頑張った回でしたね。

炭治郎の鬼化を止めるのはこの二人に間違いありませんね。

ジェーン
ジェーン

男子、もっと頑張りなさい!!

《閑話休題》

  • 先日発表になりましたが、昨今の感染症の問題で週刊少年ジャンプの発売が、一週間延期となります。そのためこのネタバレも一週間お休みを頂くことになります。
  • 劇場版「無限列車編」の公開が10月16日からに決定しました!

次回はどんな話になるのでしょうか?

楽しみですね!

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