今回は203話『数多の呼び水』のネタバレと感想です 。
前回のおさらい
数多の呼び水 pic.twitter.com/MVMvIEz4qp
— とも (@tomoo1213) April 28, 2020
- 禰豆子が到着し炭治郎の説得を開始します。
- 善逸と伊之助も炭治郎を人間に戻そうと言葉をかけ続けます。
- 炭治郎が人を殺す前に逝かせようと、冨岡が孤軍奮闘します。
- 愈史郎の血鬼術は日光のもとでは使えないことが判明します。
- しのぶから預かっていた薬を炭治郎に注入するカナヲ。
- 炭治郎が自我を取り戻し始めます。
炭治郎ちゃんはどうなってしまうのかしら!?
203話のネタバレ
家に帰りたい
203話でねず子がお兄ちゃん帰ろうって泣いてるのにそれに対する炭の言葉「俺も家に帰りたいよ本当に疲れたんだ」はぁ?いやいやいやいや俺も家に帰りたいじゃないんだよお前がねず子を連れて家に帰るんだよ今まで何のために戦ってきたんだよ???本当にもう202話と203話が無理です抹消して🤮
— ْ (@hAm11RaMmKhMmN) March 28, 2022
「一緒に家に帰ろう」と、炭治郎に声をかけ続けた禰豆子。
その言葉は精神の世界にいる炭治郎にしっかりと届いていました。
「--帰りたい 俺も家に帰りたいよ 禰豆子 本当にもう疲れたんだ」
しかし炭治郎の体は、無惨の細胞に支配されてしまっていました。
日の呼吸による疲労で心身ともに疲れ切り、無惨の支配から逃れる事ができません。
それでも、涙を流しながら右腕を上へと伸ばす炭治郎。
炭治郎も心から願っていたのです。
禰豆子と共に家に帰りたいと。
無惨の願い
※鬼滅本誌ネタバレ
203話の個人的ハイライト無惨様はやっぱり無惨様だった
ちょっと鬼舞炭みあるかも pic.twitter.com/XrmXlEuX04— 茶熊 (@obmt0227) April 27, 2020
亡くなった家族たちが上へ上げようとして、炭治郎を現実世界へ戻そうとしますが、いまだに炭治郎の体を手に入れようとしている無惨。
炭治郎を鬼の王にし、自らを死に追いやった鬼殺隊を滅ぼしたい。
それこそが、炭治郎に全てを託した無惨の願いでした。
「黙れ お前は私の意志を継ぐ者」
炭治郎の自我を抑え込むため、言葉で揺さぶりをかける無惨。
「無意味なことをするのはよせ 禰豆子は死んだ お前が殺した」と、無惨は炭治郎の「生きたい」という想いをねじ伏せようとします。
「前を向くな 人を信じるな 希望を見出すな 鬼でなくなれば数年の内に死ぬのだぞ 痣の代償を払わねばならぬ」
しかし、炭治郎は生きる希望を失わずにいました。
なぜなら禰豆子の声が届いていたのだから。
家族に支えられ、炭治郎の背中が浮き始めていきました。
無惨、引き留めようとする
鬼滅203話で炭治郎が「帰りたい」「本当にもう疲れたんだ」って言うシーンの後、背中を支えてくれてる柱と仲間に涙出たし引き上げる手にかまぼこや義勇さん達がいて頑張れってなったし、すぅすぅな実弥さんが居ないのは安定だなってなったの思いだした。
— 清次 (@_kiyotsugu) December 3, 2020
炭治郎が現実世界へ戻ろうとする中、無惨も炭治郎の腕を飲み込み始めていました。
再び炭治郎の精神を抑え込むために……
無惨は言いました。
「お前は仲間を傷つけ殺した、仲間には恨まれている大勢の者が死んだのに、お前だけ生き残るのか」と。
生きようと必死にもがく炭治郎だったが、無惨の心許ない言葉に思わず涙を流してしまいます。
しかし炭治郎の心が折れかけたその時、奇跡が起こりました。
亡くなったはずの仲間たちの手が、炭治郎と上へ上へと押し上げ始めていたのです。
炭治郎を支える仲間達の手。
煉獄、悲鳴嶼、玄弥、胡蝶、伊黒、時透、甘露寺の手は、無惨よりも強い力で炭治郎を押し上げていきました。
しかし焦る無惨は再び炭治郎に自我を抑え込もうとします。
「こんなもの お前の妄想だ 恥を知れ! やめろ!!」と。
しかし炭治郎はもう騙されませんでした。
なぜなら共に戦った仲間達は、自分ではない誰かのために命を懸けられる人達だったのだから。
自分たちの苦しい思いや悲しい思いを、他の人には経験して欲しくない。
それこそが鬼殺隊隊士なのです。
お兄ちゃん帰ろう
203話でねず子がお兄ちゃん帰ろうって泣いてるのにそれに対する炭の言葉「俺も家に帰りたいよ本当に疲れたんだ」はぁ?いやいやいやいや俺も家に帰りたいじゃないんだよお前がねず子を連れて家に帰るんだよ今まで何のために戦ってきたんだよ???本当にもう202話と203話が無理です抹消して🤮
— ْ (@hAm11RaMmKhMmN) March 28, 2022
現実へと戻ろうとする炭治郎に、すがるように説得を続ける無惨。
「お前なら究極の生物になる事ができるのだ」と。
だがもう無惨の言葉は炭治郎には通じませんでした。
炭治郎が手を伸ばす方向からは、藤の花が咲き乱れ始めます。
カナヲの注入した薬が効いたようでした。
咲き乱れる藤の花からついに禰豆子の手が現れ、炭治郎の手をしっかりと握りしめました。
再び「お兄ちゃん帰ろう」と伝える禰豆子。
禰豆子に導かれる炭治郎。
そして禰豆子に続く形で、冨岡・善逸・伊之助やその他隊士達も炭治郎に手を差し伸ばしました。
生き残った仲間に引き上げられ、亡くなった大切な人たちに支えられ、炭治郎はついに現実世界に戻ることができました。
炭治郎、目を覚ます
今週の #鬼滅の刃 203話!
禰豆子の呼び声に心の中の炭治郎が目を覚ます・・・
炭治郎は帰りたいとだけ願い、無惨の細胞がその願いを否定する。
下は無惨の肉塊、だが炭治郎はそれでも手を上に伸ばし続け、そして肉塊から離すように炭治郎の背中を押す『今までの誰かの』手が・・・!!— 月船霊 (@SysProNetExp) April 27, 2020
ついに目を覚ました炭治郎。
「お兄ちゃん」と禰豆子は泣きながら声をかけました。
炭治郎の周りには、生き残った仲間達が集まっていました。
怪我をさせてすまないと、仲間達に謝罪の言葉を伝える炭治郎。
しかし、もちろん炭治郎によって傷ついた者はいたが、今は皆炭治郎の復活を何よりも喜んでいました。
「戻ったあああああ!! 炭治郎だあああ」
傷つけてしまったカナヲの無事も確認でき、安堵する炭治郎。
日陰から愈史郎も炭治郎の復活を泣いて喜んでいました。
これで長きにわたる死闘がついに決着しました。
みんな良かったわね!!
おめでとう!!
203話の感想
鬼滅の刃 203話
・炭治郎、まさかの「疲れた」発言
・しのぶの薬で都合良く人間に戻り鬼化が茶番に
・無惨、最後まで魅力なし
・善逸の「妻」発言にドン引き
・伊之助、前回に続き「うえーん」内容が無さすぎてマジで感想が描けん。
こんなクソ展開のために鬼滅を読んできたファンが可哀想。— FACT666 (@F6A6C6T) April 26, 2020
ついに無惨との決着が着き、炭治郎が人間として戻ることができました。
初めはこのまま炭治郎が人間に戻らなくて「鬼滅の刃 第二部」が始まるものと思っていましたが、そこは見当違いでした。
前回カナヲが身を呈して炭治郎に注入した「人間戻りの薬」が項を生したようですね。
同じく人間戻りの薬のおかげで人間に戻った禰豆子と数年ぶりの再会ができました。
仲間達を傷つけたことに深く反省する炭治郎でしたが、それよりも人間として戻ってきてくれて、誰も炭治郎を責める人なんていないはずですよね。
そして亡くなった鬼殺隊の最後、めちゃくちゃカッコよかったですよね!
「自分たちがした苦しい思いや悲しい思いを他の人にはして欲しくなかった人たちだから」
まさにこの教えが鬼殺隊そのものなんですよね!
やっぱり鬼殺隊はカッコイイと改めて思いました!
ところで最後のページに衝撃的なものが!
この「クライマックス」という文字は果たして……?
次回で終了するのか、または終わりに近づいているのか?
無惨を倒した時点で終わる予感はしていましたが、「もう終わってしまうの?」とソワソワしています。
今週号はGW合併号のため来週はお休みとなりますが、果たして真相は?
5月11日(月)の巻頭カラーで明らかになります!
「次の発売日までモヤモヤするなぁ〜」
皆さんもきっとこう思うことでしょうね……
コメント