夏目友人帳がつまらないと言われる理由5選

『夏目友人帳』は2007年から連載を開始し、2008年にはアニメ化がされて2017年までに第6期までの放送され、2018年と2021年には劇場版も公開された人気漫画作品です。

  • 2018年:『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』
  • 2021年:『夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者』

妖怪が見えてしまう主人公の夏目が祖母の残した「友人帳」を継ぎ、妖怪たちとの出会いや別れを繰り返しながら友人や家族との絆を深めていく物語です。

似た展開が多いから

夏目友人帳は基本的には新しい妖怪との物語が数話にわたって展開され、ひと段落すると次の新しい出会いの物語が始まる形がとられています。

妖怪たちの事情や出会い方などはそれぞれ違いますが、人に惹かれた妖怪との出会いが大半であり妖怪たちとの最後の別れには共通点が多いです。

例えば1.2巻に登場する主人公の祖母であるレイコに名を奪われていた三篠やヒノエは、出会い方は違えど主人公のことを気に入り名を返してからも共に居ることを選びました。

似たような展開になりがちで、そのことをつまらなく感じてしまう読者も多いようです。

起伏が少ないから

『夏目友人帳』は時折戦闘シーンがありますが、描写は少なく全体を通してハートウォーミングな物語になっています。

妖怪ものであるためもう少し物語に刺激が欲しいと感じてしまうこともしばしばあります。

悪く言ってしまうと「物語が淡々としていて退屈してしまう」という読者も多く、そのせいでつまらなく感じてしまうようですね。

綺麗事が多いから

『夏目友人帳』では感動系の話が多い都合上、登場人物たちのいわゆる名台詞というものも多く存在します。

他者との絆がコンセプトの物語なので、読み手が恥ずかしく感じる台詞もしばしばあります。

2話の「一度愛されてしまえば、愛してしまえば、もう忘れることなどできないんだよ。」など、あけすけない言葉が多いです。

また、大半が感動系の話のためいつもいつも綺麗事で終わるという印象が残りがちです。

たまに大人の後ろ黒い部分や悪い妖怪のせいで心痛める話なども登場しますが、結局最後にはハッピーエンドで終わります。

妖怪ものなのに怖さがないから

『夏目友人帳』は他者との絆に重きを置いている作品のため、人と妖怪が交流する感動系の話ばかりで怖い要素が少なく物足りない人もいるようです。

悪く言ってしまうと「妖怪ものなのに仲良しこよしの話はつまらない」といった感じですね。

展開が遅いから

数話完結型の話が続く『夏目友人帳』ですが、主人公の祖母の過去やにゃんこ先生の過去などまだ明かされていない秘密は多くあります。

特にこれといったゴールがない物語であるため展開自体が遅く、不思議に思っていたことへの回答がずっとされないままになっていることも珍しくありません。

終わりが見えない作品であるので余計に「いつになったら判明するのか」ともやもやしてしまう人もしばしばいます。

このまま回答がない状態でゆったりと物語が続いていくのは少々つまらないと感じてしまう人も多いようですね。

夏目友人帳がつまらないというネットの反応まとめ

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