スパイファミリーがつまらない!人気が落ちた!と言われる理由9選まとめ

スパイファミリーがつまらない!人気が落ちた!と言われる理由をまとめました。

コミック版の人気が出すぎた

コミック版は第52回日本漫画家協会賞のコミック部門の大賞を取り、他数々の賞を取り期待された作品です。

アニメ版も第28回 AMD Award ’22を受賞するなど高い評価を得ています。

ですがコミック版が7巻までに累計1000万部を突破するなど、アニメ化される前にこの売れ行きは異常です。

同じ少年ジャンプ+で連載されている『怪獣8号』は9巻までで累計1000万部突破なので、それよりも早い売れ行きでした。

満を持して開始されたアニメ版ですが、ストーリーのワンパターン化が多く指摘されています。

始まった当初は難解な事件に巻き込まれても主役3人の能力をフルに活用して解決する痛快なストーリーでしたが、毎回同じような話が多く良く言うと安定悪く言うと展開が変わらない、観ていても予想の範囲を越えるような落ちがありません。

深夜時間帯の放送なので深夜アニメとして扱われるが、その時間帯特有のアクの強さもありません。

スパイ×アクション×特殊家族コメディの位置づけですが、そこまでコメディを演じる訳でもなく笑いどころがハッキリしません。

アーニャの顔芸には評価されてますが、アニメ第27話『ダミアンの野外学習』のようにアーニャがそんなに出てない回だと余計にコメディ感が薄まってしまいます。

ロイド・フォージャーなんかはコミック版の作画はコミックでは冷血漢風に書かれていますが、アニメ版ではそれを丸くした感じで、作画のタッチの違いも評価が分かれる所です。

アクションもテレビで放映する関係上暴力的な表現は出来ないので、スパイと暗殺者がいるのに過激なシーンが無く、殺害シーンもカットされていたり作画されていなかったりしています。

キャラが立ちすぎていて集中できない

主役だけでなく脇役も個性が強く誰に集中して観て良いかが分かりにくくなっています。

犬のボンドでさえ予知能力を持ち、もはや特徴が無いキャラがいないほど何かしら個性をもっていますね。

誰か一人が特殊能力があってその人物を中心にまわるのならば見やすいが、こうも特徴あるキャラがいると皆が好き勝手やってるようで騒がしいだけと思ってしまいます。

押しが居てもまわりの個性キャラが多すぎて、出番が少なくなって押しキャラが出ない事も多いので期待して観ても裏切られる事もあります。

今回はこのキャラが中心の話と思いきや結局ほかに埋もれて終わってしまうので、結局誰の話だか分からないまま終わる事も多い印象です。

逆にアニメ第16話『もじゃもじゃ』などは情報屋フランキーが主役のストーリーで、終始フランキーが行動する様子が描かれていて見やすかったです。

こういった回が増えてくれると視聴者は飽きずに見続けられるのでは無いでしょうか。

ストーリーに無理がありすぎる

無駄に家族愛に溢れていたり爆破や暗殺といったアクションがあったり、およそ日常とはかけ離れた内容でストーリに無理が見受けられます。

超能力者とスパイと殺し屋が同居する日常ホッコリ系も緊迫感が無く、ひとたび外に出れば無理芸で解決する様子は気軽な気持ちで見れるものではなく、そのかい離性についていけてません。

肝心なスパイ任務をどうしたいのか学園話に終始したりと、明確なストーリーがありながら矛盾した主役達の行動に、もはや何がしたいのか分からなくなっています。

ドノバン・デズモンドと接触して動向を探るとどうなるのかも明確でなく、ストーリーの終着点が見えてこないのもつまらなくしているのでは無いでしょうか。

展開のメリハリが薄く遅い

家族を演じるために養女を貰ったり疑似結婚をしたりと初期は目新しい展開があったが、アーニャが学校に通うようになり星(ステラ)を集めるようになると途端に進展が遅くなってしまいます。

7つ集める必要があるがアニメの第2クール(24話まで)で獲得した星は1つで、コミックスでも12巻までで2つと話が中々先に進まず、メリハリの薄い展開になっている事も遅いと言われる要因です。

星をもっと早く獲得して皇帝の学徒(メイベリアル・スカラー)になるか、雷(トニト)をギリギリまで貰ってしまいイーデン校から退学になるか、一体どっちなんだという展開でもあればメリハリが付いて見やすいです。

のんびり星を集めて話がいつ進むのかも見えてこず、むしろ途中で打ち切りを指摘されています。

作者の「遠藤達哉」さんは「TISTA」2巻、「月華美刃」5巻で打ち切りになった過去があるためです。

子供の成長や家族愛がそもそも視聴者層に合わない

原作だとそこまで感じなかった家族関係が、アニメだと細かく描画されてしまうので視聴者に合っていないのでは無いでしょうか。

男性や独身女性が観ることを考えると、アーニャが成長する姿や3人の家族愛が芽生えるのもピンと来ません。

アーニャが無理に良い子を演じる姿もウソ臭く見えるし、ロイド・フォージャーとヨル・ブライアもイマイチ恋愛関係に進まないのに家族愛を演じてるのも底が見えてしまいます。

キスシーンですらアニメ9話: 『ラブラブを見せつけよ』とアニメ24話: 『母役と妻役』でチャンスはあったのですが、どちらも未遂に終わっています。

放送時間が遅すぎて誰が観るのか不明

23:00から放送だと子供は見ないし大人が観るには穏便すぎる内容で、誰向けに放送しているのか見えてきません。

主要キャラクターの死亡や負傷描写が描かれる暴力的なシーンやアダルトシーンも無いので、夕方放送なら子供向けで行けるが深夜では物足りない内容と感じてしまいます。

元々過激なシーンは無かったが23:15から放送してた『鬼滅の刃』が結構残酷なシーンが描かれていたのと比べると、物足りない感は否めません。

印象に残らない

映像や演出が平凡で視覚的な魅力に欠ける内容が多く、視聴者の感情を揺さぶったり興味を引く要素が少ないです。

前回の話と同じような展開が多いので印象に残るシーンも無く、視聴後にすぐ忘れられるし次回もそう変わりばえしないと予想してしまいます。

ストーリーが進展しないので見逃しても問題なく、見ても印象に残らないとすると無理に観なくても良いかとなってしまいます。

ライバルがいない

ロイド・フォージャーは一流のスパイで何でも解決してしまうので面白味に欠けます。

ヨル・ブライアも一流の暗殺者で倒せない相手がいないので見ててハラハラする場面が無いです。

逆を言えば安心して観れるとも言えますが、この2人が勝ち負けを繰り返すライバルが居たり勝ったことが無い相手が居れば、今回はどうなるんだという興味が湧くが無敵キャラだと結局勝つんだろうと展開に期待が持てません。

家族の結束や成長に焦点を当てているので仕方ないが、ストーリーにメリハリをつけるためにもライバルキャラは必要ではないでしょうか。

スパイファミリーがつまらないというネットの反応まとめ

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