今回は大人気漫画ONE PIECEの中でも面白くないと言われているストーリーを10位から順番に理由も併せてご紹介していきます。
ONE PIECEは連載25年を超えて続く漫画ですのでストーリーに緩急があり、それが読者の感想にも反映されているようです。
それでは早速、ONE PIECEのつまらない編ランキングTOP10を見ていきましょう。
10位 イーストブルー編
onepiece.comより
10位はイーストブルー編です。
理由としては、物語のはじめのストーリーなので登場するキャラクターが少ないことがあげられます。
それに併せて最弱の海と言われるイーストブルーのため、今のような強敵があまり多くないことも理由の1つです。
しかし物語はここからスタートで麦わらの一味の半数が、このイーストブルー編で1人1人ストーリーも描かれてリズムよく仲間入りしているので、まさにこれから!というワクワク感があるストーリーと言えます。
9位 ドレスローザ編
ONE PIECE71巻表紙より
9位はドレスローザ編です。
理由としては、ストーリーが長いことが多く挙げられています。
ドレスローザ編はONE PIECEの中でもかなりの長編で約2年半ものあいだ描かれました。
ですので漫画をサクッと読みたい人からすると、長く感じてしまったと考えられます。
また登場するキャラクターが多すぎることや、ルフィのギア4がかっこよくないという声もあります。
しかしドフラミンゴをはじめ敵キャラもかなり強いですし、ルフィの義兄であるサボが生きておりエースのメラメラの実を引き継いだところなど見どころがたくさんあるストーリーです。
8位 ホールケーキアイランド編
ONE PIECE83巻表紙より
8位はホールケーキアイランド編です。
理由としては、サンジを奪還することはできましたが敵を完全に倒したわけではないので、ストーリーが終わってもすっきりしないことが大きいです。
ONE PIECEは基本的にバトルものなので敵を完全に倒さないことに違和感や、サンジ奪還は必要だけどホールケーキアイランド編でないとダメだったのか?と感じる人もいたようです。
また登場するキャラクターが多すぎることや、麦わらの一味がバラバラに行動していることなども理由の1つです。
さらにいつものサンジであれば、そもそもプリンとの結婚の話に乗らなかったのではないか?という声も挙がっています。
しかし四皇ビッグ・マム海賊団の強さを知るという点やルフィとカタクリの戦い、そしてONE PIECE FILM REDに繋がる話でいえばカタクリとブリュレの絆を描くことも重要で見どころだったと言えます。
7位 パンクハザード編
ONE PIECE67巻表紙より
7位はパンクハザード編です。
理由としては、敵キャラがそこまで強くないことや子どもたちをドラック漬けにしている場面を見るのがつらいということです。
パンクハザード編の敵はドフラミンゴ率いるドンキホーテファミリーの幹部であるヴェルゴですが、ドレスローザ編でのルフィとドフラミンゴとの戦いと比べると見劣りしてしまうところもあります。
またシーザーが子どもたちを騙して実験しているところはどうしても心が痛みます。
しかし本来は敵であるローやスモーカーとの共闘は見物でしたし、いよいよ四皇に向かっていくのだなというワクワク感もありました。
6位 魚人島編
ONE PIECE第3部EP7 BOX魚人島/集英社より
6位は魚人島編です。
理由としては、せっかく麦わらの一味が2年間の修行をした直後の戦いなのに、それぞれの強化されたところがあまり見られなかったことです。
確かにルフィの覇気のすごさは描かれましたが、一味それぞれのパワーアップしたところがもっと見れると思っていた人からすると期待まではいかなかったようです。
また敵キャラに関しては薬を飲んで強くなっていて本当の勝負と思えないし、薬を使ったわりに敵が簡単に倒れていることや、これまでの敵のような目的がなく魅力を感じないということも言われています。
また漫画で読む分にはセリフが多すぎて読みにくいという声も多く見られました。
しかし以前はかなり苦戦したパシフィスタを倒すところや、古代兵器ポセイドンについて明らかになったりと見どころがたくさんあるストーリーです。
5位 女ヶ島編
ONE PIECE53巻表紙より
5位は女ヶ島編です。
理由としては、ルフィとゴルゴン姉妹の戦いがあまり白熱しなかったことが大きいです。
これまでの敵キャラのように最後まで敵でなく、意外とすぐに味方になるためバトルメインのストーリーとはなりませんでした。
また、このあとのインペルダウン編や頂上戦争編と比較するとハラハラするような面白みには欠けてしまいます。
しかし女ヶ島編でハンコックと出会っていなければ、エース奪還に向かう手段がなかったため必須のストーリーだったと言えます。
4位 空島編
ONE PIECE32巻表紙より
4位は空島編です。
理由としては、週刊で読むと長いあいだ麦わらの一味が登場しないこともあり、途中で読むのをやめる人も多くなりました。
またエネルの前に出てくる中ボスに魅力をあまり感じないことや、エネル自身は強敵なのに対ルフィで攻撃が効かずハラハラすることがなかったことも理由の1つです。
他にはアラバスタ編の面白さや感動には負けてしまうという声もあります。
しかし空島編は単行本で一気に読むとストーリーも伏線も分かりやすくとても面白いですし、エネルは扉絵連載されるほどですので今後の再登場にも期待が大きいです。
3位 ゾウ編
ONE PIECE81巻表紙より
3位はゾウ編です。
理由としては、ストーリーが短いため特別熱い展開があったわけでなく、ドレスローザ編とホールケーキアイランド編やワノ国編へのつなぎのように見えたことが大きいです。
しかしゾウ編でたくさんの伏線が描かれ、このあとのストーリーで回収するというなくてはならないところでした。
そういった意味でゾウ編はあとから見返すと改めて面白さを感じられる内容になっていると言えます。
2位 スリラーバーク編
ONE PIECE47巻表紙より
2位スリラーバーク編です。
理由としては、ストーリーの合間感が出てしまっていることが言えます。
それはブルックの仲間入りがあっさりしすぎていることや、モリアがそこまで強くなく戦い方が他人任せで正々堂々としていないことで、合間のように見えてしまっているのです。
しかしスリラーバーク編でローラと出会っていなければホールケーキアイランド編でサンジ奪還は難しかったですし、さらにバーソロミュー・くまとの出会いもスリラーバーク編の最後にあり、後々これほど重要キャラクターになってくるとは当時誰も思いもしませんでした。
1位 フォクシー海賊団編
ONE PIECE33巻表紙より
1位はフォクシー海賊団編です。
理由としては、敵キャラであるフォクシー海賊団が弱いことや、正々堂々と戦わないため魅力を感じないことが大きいです。
また戦いもゲーム制となっており、麦わらの一味の本当の強さが見れないことも言われています。
他にはフォクシー海賊団編の前後の敵の強さやストーリーの面白さのギャップが大きいことも理由の1つです。
しかしフォクシー海賊団編でルフィが「仲間は死んでもやらん」と叫んだシーンがあってこそ、あとのエニエス・ロビー編でのロビン奪還がかなり際立っているので、仲間の絆を描く意味では必要なストーリーとなりました。
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