ワノ国編がつまらない・面白くないと言われる理由は?

今回は大人気漫画ONE PIECEの中で、面白くないという声が多い『ワノ国編』についてその理由をまとめました。

ワノ国編とはゾウ編でルフィが組んだ『忍者海賊ミンク侍同盟』が、カイドウを倒すことやワノ国の開国を目的として入国するところから始まります。

カイドウの息子のヤマトがルフィの味方になったり、カイドウがビッグ・マムと同盟を組みますが、最終的にカイドウとビッグ・マムは敗北し、ルフィたちがワノ国を出国するまでの物語です。

コミックスでは90巻 第909話『切腹』から105巻 第1057話 『終幕』までです。

それでは早速、ワノ国編について見ていきましょう。

ワノ国編がつまらない・面白くないと言われる理由は?

ワノ国編がつまらない・面白くないと言われる理由は?

ONE PIECEスタッフ【公式】Twitterより

ワノ国編が面白くないと言われる理由はおもに3つあります。

1つめは、ワノ国編前半の鬼ヶ島へ討ち入りするまでの錦えもんの作戦に必要性を感じない

2つめは、ワノ国編で登場するキャラクターがかっこよくない

3つめは、ワノ国編が長すぎる

この3つの声が多く挙げられますので、1つずつ見ていきたいと思います。

ワノ国編前半の錦えもんの作戦に必要性を感じない

ワノ国編がつまらない・面白くないと言われる理由は?

ONE PIECEスタッフ【公式】Twitterより

ワノ国への入国はゾウ編の終盤で『忍者海賊ミンク侍同盟』を4チームに分けたあと、各チームがバラバラのタイミングで入国することになりました。

1番目に入国したのは錦えもんやロビン、ウソップたちで、他のメンバーが来るまでに一緒に戦う同士を集めたり、敵にバレないように情報を集めておくという作戦でした。

しかしこの作戦がいらなかったのではないか?という声がたくさんあるのです。

錦えもん曰く、カイドウ側の戦力数は3万人いるから、こちら側も戦力を集めなければいけないということでした。

しかし読者側からすると、魚人島編での戦いが頭によぎってしまうのです。

その理由は魚人島で、麦わらの一味とホーディ・ジョーンズ率いる『新魚人海賊団』が戦った時は10万人も敵がいましたが、ルフィの覇王色で一気に5万人が倒れたのです。

錦えもんたちは魚人島での戦いのことを知らないとはいえ、麦わらの一味から話があってもよかったのではないか?そうすれば、ワノ国編後半とも言われている鬼ヶ島への討ち入りが早く見られたのではないか?という声があります。

また敵にバレないように情報を集めることについても、早々にルフィたちが入国したことがカイドウ側に漏れていました

それでも錦えもんの作戦を続行し人数を集めることにもこだわって、なかなか討ち入りに行かなかったことなどから、錦えもんの作戦に必要性を感じないと言われているのです。

ワノ国編で登場するキャラクターがかっこよくない

ワノ国編がつまらない・面白くないと言われる理由は?

ONE PIECEトレクル公式Twitterより

ワノ国編に登場するキャラクターの容姿についてもよく声が上がっています。

ワノ国編は登場するキャラクター数がとても多いのですが、なぜが不細工に描かれていることが多いのです。

たとえばカイドウ側の将軍である『黒炭 オロチ』や光月家側のくノ一の『しのぶ』、そして登場時に太鼓持ちとあった『トの康』など、なぜか同じような顔の造りのキャラクターが多いのです。

しのぶはワノ国編終盤で海軍大将である緑牛の攻撃でラッキーなことに美しい妖艶なくノ一の姿に戻っていましたが、今まで敵であってもかっこよく描かれているキャラクターが多かったので、読者の中にはワノ国編のキャラクターに物足りなさや不細工に描くことへの疑問を感じる人が出てきてしまったようです。

特に黒炭 オロチに関しては、見ただけで失神する人もいるという美しすぎる花魁の小紫こと『光月 日和』がそばにいるシーンが多かったので、黒炭 オロチの不細工さと日和の美しさとのギャップがかなり大きかったことも理由の1つと考えられます。

ワノ国編が長すぎる

ワノ国編がつまらない・面白くないと言われる理由は?

ONE PIECEコミックス104巻表紙

ワノ国編でよく言われているのは、とにかく物語が長すぎるということです。

ワノ国編は2018年9月発売のコミックス90巻から2023年3月発売のコミックス105巻までの16巻分で、約4年半も続く長編の物語です。

過去1番の長編であった『ドレスローザ編』の11巻分、約2年半をはるかに超えています

読者側からすると最終的にはルフィが勝つことは予想できているから早く物語を進めてほしいという思いが出てきてしまったことが、ワノ国編は長すぎると言われている理由の1つだと思われます。

ワノ国編では登場するキャラクターも多く、それぞれの戦いをすべて描くには物語もおのずと長くなってしまったのでしょう。

またこれまでもボス戦ではルフィが1度負けて復活してからの勝利というパターンが多くありましたが、今回ルフィは大きく3度もカイドウに負けているのです。

もちろんそれだけギリギリの戦いをしたからこそ、最終的にルフィが覚醒した『ニカ』の姿を見れたということもありますが、それまでのプロセスをじれったく思う人も多くいたのかもしれません。

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