ワンピース967話の感想ネタバレ考察

今回は967話「ロジャーの冒険」のネタバレ・感想・考察について書こうと思います。

前話ではロジャーの船に乗り、ロードポーネグリフを探す旅に出ることになったおでん。

無事ラフテルに辿り着けるのでしょうか。

以下、ネタバレです。

ウォーターセブンへ!懐かしい場所が続々登場

北極南極論争

ワンピース967話の感想ネタバレ考察

出典:ONEPIECE

前話で空島のポーネグリフを発見した一行は次の島、ウォーターセブンへ辿り着きます。

ワンピース第19話にて

シャンクスとバギーが北極と南極どちらが寒いのかでケンカをしているシーンが描かれていました。

北極だ!!

いや南極だ!!

いい加減にしろ!!ケンカばっかりしやがっててめェらは!!

967話でも北極南極論争をしているシーンが描かれています。

しかもセリフの言い回しも全く同じです。

ちょっとした小ネタではありますが、同じシーンが別の視点から再度描かれるのはファンとしては熱いものを感じます。

ウォーターセブンへの道中では、

ワノ国にロードポーネグリフがあることがおでんたちの口から明かされました。

ビッグマムから奪ったというロードポーネグリフにワノ国のロードポーネグリフ。

そしてロジャーが心当たりがあるというロードポーネグリフもある様子です。

少しずつラフテルへ近づいていくロジャー。

あと一歩のところまできました。

トム、再登場

ワンピース967話の感想ネタバレ考察

出典:ONEPIECE

ウォーターセブンへ到着したロジャー海賊団は造船技師、トムと再会します。

トムはロジャー海賊団の船であるオーロジャクソン号を作った造船技師です。

ロジャーの処刑後にオーロジャクソン号を製造し、犯罪者に加担したとして死刑を言い渡されました。

その際にウォーターセブンを繁栄させるため島と島とを繋ぐ海列車の構想計画を伝え執行猶予10年をもらい、海列車を完成させました。

列車はできたのか!?

バカいえまだまだ設計中よ!!

この発言からロジャーと再会したこの頃から海列車の構想を練り、設計していたことがわかります。

ココロやアイスバーグ、フランキーも描かれています。

ココロはロジャーと一度あったことのあるような発言をしていますが、

アイスバーグとフランキーは初対面のようです。

しかしフランキーはロジャーにもおでんにも会ったことがあるようですね。

幼少期の頃で覚えていないのか、それとも覚えているがただ描かれていないのか。

今後フランキーが描かれるときには要チェックしたいですね。

懐かしの場所

ワンピース967話の感想ネタバレ考察

出典:ONEPIECE

ビンクスの酒という海賊たちの中では有名な歌を歌いながらロジャーたちの旅路が描かれています。

800年前から建造中である橋、テキーラウルフやシャボンディ諸島なども描かれています。

一つわかりづらかったのですが、ルフィが2年間修行をしたルスカイナ島も描かれています。

リトルガーデンかもとも思ったのですが、ウォーターセブンからリトルガーデンへ行くのは無理があります。

何より100年前から決闘を繰り返しているドリーとブロギーが描かれていないため、リトルガーデンではなくルスカイナ島なのではないかと考察してみました。

魚人島へ

万物の声を聞く力

ワンピース967話の感想ネタバレ考察

出典:ONEPIECE

ロジャーたちはついに魚人島へ向かいます。

ロジャーたちもおでんも過去に一度魚人島へ足を運んだことがある様子です。

道中、何者かの声を聞いたロジャー。

他のものには聞こえていない様子でしたが、この声はおでんにも聞こえていました。

おでんにも万物の声を聞く力があるのでしょうか?

魚人島編ではルフィにも万物の声を聞く力があることが分かっています。

さらにゾウ編ではモモの助にも力があることが分かりました。

この万物の声を聞く力が何なのか、気になるところです。

魚人島の情勢

ワンピース967話の感想ネタバレ考察

出典:ONEPIECE

魚人島へ辿り着くとそこに立ちはだかるのはネプチューン軍でした。

おれだ!!ロジャーだ!!大騎士ネプチューン!!

その一言で止まるネプチューン軍。

なんとか魚人島へ入ることに成功します。

魚人島の門が近々何者かに壊されるという予言の為、門の守りを強化していた様子です。

この予言は見事的中します。

ロジャーを魚人島内へ招き入れた直後、海王類によって門を噛み砕かれます。

予言といえば、魚人島編でも登場したマダムシャーリーですね。

シャーリーの幼少期が描かれています。

この頃はまだ3歳のシャーリー。

恐るべし予言少女です。

人魚姫が生まれるという予言や、先代国王の死期、オトヒメの政治デモも予言し、的中させたと言います。

国中がシャーリーの予言に振り回されて頭を抱えるネプチューン。

この予言から当時の魚人島の情勢が垣間見えます。

先代国王が亡くなり、ネプチューンが国王に即位して数ヶ月です。

おそらく多忙な日々を送りバタバタしていることでしょう。

そんな中、起こったオトヒメによる政治デモ。

デモの内容は明らかにされていませんが、おそらく人間と交友を深めいつか地上へ行きたい。

そういった思想を持ったデモ活動を行なっていたのではないでしょうか。

ネプチューン軍の兵士も忌まわしき人魚オトヒメというはずが色っぽい‥と思わず本音が出ています。

政治デモのリーダー的存在であろうオトヒメですが、兵士も思わず本音が出てしまう程の魅力があったことがわかります。

魚人島のポーネグリフとジョイボーイ

ワンピース967話の感想ネタバレ考察

出典:ONEPIECE

ロジャーの万物の声を聞く力で魚人島にもポーネグリフがあるのではないかと感じていたロジャー。

ロジャーの心当たりのある場所とは魚人島だったんですね。

魚人島には2つのポーネグリフがありました。

一つは探し求めていたロードポーネグリフ。

もう一つは魚人島編でも登場し、ロビンも解読したジョイボーイの謝罪文であるポーネグリフです。

ロビンと同じようにロジャーたちも空島でポセイドンという古代兵器が魚人島にあるという情報を掴みました。

シャーリーの予言からポセイドンの正体は人魚姫であることがわかったロジャーたちでした。

ワノ国へ帰還

ワンピース967話の感想ネタバレ考察

出典:ONEPIECE

とうとうワノ国へ帰還したおでんですが、

おでんの妻であるトキが倒れてしまいます。

元々のトキの目的はワノ国へ帰ることです。

ワノ国近海へ辿り着き緊張の糸が切れたために旅の疲れが出たのだと言います。

トキをワノ国で降ろすことを決断し、イヌアラシやネコマムシもトキが1人で心細くならないようにワノ国に残る決断をします。

おでんもまたワノ国へ残ろうとするのですが、

こんな事で止まるようなあなたなら私は‥‥‥。離婚を申し込みます!!

とおでんだけはロジャーと共に旅を続けることになるのでした。

しかしこのときすでにワノ国では悪いことが起きていた様子です。

再会した錦えもんらからは今、ワノ国がどのような状況なのかを伝えようとされますが、トキがそれを阻みます。

あなた方がおでんさんを本当に想うなら‥お願いです!!彼を‥。

おでんも続けます。

おれは!!もうしばらく出かけるぞ!!!

そう言い残してロードポーネグリフの写しだけを手に入れ、おでんはロジャーと共に再び旅に出てしまいました。

故郷か夢の果てか‥‥。

選ぶのは相当な覚悟であったと思います。

妻であるトキの覚悟も相当なものであったことでしょう。

最後の島へ

ワンピース967話の感想ネタバレ考察

出典:ONEPIECE

その後ビブルカードを辿り、ゾウへとたどり着いたロジャーたち。

そこで最後のロードポーネグリフを見つけます。

これで4つのロードポーネグリブが揃いました。

最後の島の場所がわかり、ロジャーの死期も近づいていました。

今すぐ出港を決意するロジャー。

見習いであるバギーは突然の高熱により最後の島への航海を断念します。

シャンクスもまたバギーの看病を買ってでていつか自分の船で行くことを決意します。

シャンクスもバギーもそしてイヌアラシ、ネコマムシもロジャーと共に旅はしたもののラフテルへは辿り着かなかったことが明かされました。

そして最後の島へ辿り着き、ロジャーは海賊王と呼ばれるようになります。

おでんの手記からは最後の島にたどり着いた日に全てを知ったと記されています。

空白の100年、Dの一族、古代兵器とは何なのか。

それら全てを知り、莫大な宝を前にロジャーは笑います。

ロジャー海賊団のクルーもみんな涙が出る程笑いました。

そしてロジャーはこの最後の島をこのように名付けます。

Laugh Tale(ラフテル)と‥‥。

laugh taleとは笑い話という意味があります。

ラフテルに辿り着いたロジャーたちが大笑いした為に名付けたのでしょうか。

それとも何か違う理由も含まれているのでしょうか。

感想

とうとうラフテルに辿り着いたロジャーたち。

ラフテルの綴りやロジャーが名付けたことも明らかにされました。

また次回からは過去編も終わり本編に戻るのでしょうか。

ワンピースという物語の核心に迫った今回の過去編。

今までの様々な伏線や謎が一気に解き明かされ、興奮がなかなか冷めませんでした。

長きにわたるワンピースもそろそろ終わりを迎える日が近いかもしれませんね。

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