チェーンソーマンがつまらない・面白くないと言われる5選まとめ 

チェーンソーマンがつまらない・面白くないと言われる5選まとめ

 

2019年にて連載された作品「チェンソーマン」は、漫画家・藤本タツキ先生によって描かれた、現代社会を舞台にしたダーク・ファンタジーとなっています。

世界観は悪魔と呼ばれる存在が、人間社会の日常に蔓延る異様な現代社会となっており、主人公のデンジが、相棒のポチタによってチェンソーマンとなります。

 

悪魔を狩るデビルハンターとして戦い抜いていくバトルホラー漫画の物語は、モグリの悪魔狩りのデビルハンターとして生きていたデンジからスポットが当てられていきます。

ヤクザの借金返済の為に、日々を摂取されて生きてきたデンジは、いつか人並みの生活を送る事を夢見て生きていました。

 

しかしゾンビの悪魔によってポチタと共に殺害されてしまうデンジ。

失われていく意識の中でポチタとの契約によってデンジは蘇生し、契約と引き換えにデンジはチェンソーの悪魔へと変身し、ゾンビの悪魔とその集団を一掃してしまいます。

 

一騒動を終えた後に現われた公安のデビルハンターの女性・マキマによって悪魔を狩る事を生業とする公安デビルハンターとして活躍していく事になります。
悪魔を倒す爽快でホラーなスプラッターアクションな今作となり、アニメ化やノベライズなど様々なジャンル展開を果たしていった今作。

人気を博し、コミックスは2300万部を記録するなど、大人気を博しています。

しかしそんなチェンソーマンの作品にも賛否両論があり、その作品がつまらないとする意見もあります。

 

今回は、そんな意見を集めた内容を幾つかと紹介していきたいと思います。

 

少年漫画の主人公とは思えないデンジの生い立ち

主人公であるデンジは、自称16歳の青年であり、義務教育をまともに受けた事は無く、日々の食事もままならない生活を送っています。

 

また借金返済の為に目玉や内蔵などを摘出されてしまい、半死半生の身体で、まともとは言えない人生を送っています。

死別した父親の遺した借金返済の為に、ヤクザに摂取されている非正規デビルハンターとして働かせられているなど、酷い少年時代を送るデンジ。

母親は心臓の病気で既に高いし、自分も同じ様に死ぬのだと、死に対しても達観している部分があり、とても希望のある人生とは言えません。

 

それ故に、彼の倫理観や道徳的な概念などは薄くあり、とても主人公と思えない行動をとります。

 

デンジの性格がやばい

まずデンジは他人の命に関して躊躇する事はありません。仲間や親しい人などには躊躇を持つも、他人に対しての命の重さを感じません。

 

悪魔によって人質を取られてしまい、どちらかしか助けられない時に、デンジが取る行動は猫を助けるなど、自分の欲望に素直すぎる行動力が見られています。

 

また他人が犠牲になろうとも、周りを巻き込もうとも、構わずに戦闘するなど、どこか戦闘狂の一面も見せていきます。

 

これはデンジが生きてきた環境のせいや、チェンソーマンになった影響なども考えられますが、周囲のことを考えずに行動する一面があります。

周囲を破壊し、戦闘に周辺の人々を巻き込んでいき、被害や損害など構わずに戦うという、デンジの行動は一般的な漫画の主人公とは思えない一面があります。

 

また相手に金的攻撃やだまし討ちなども平然と行う卑怯な戦法も平然と行うことがあります。

 

主人公なのに下品

デンジは義務教育をまともに受けていないため、手づかみで食事を食べるなど食事マナーがなっていない部分があります。

 

デンジの行動が受け入れない読者もおり、彼の人気を下げている要因ではとも言われています。

また自分の欲望に素直な一面もあり、特に女性関係に関しては、「女性の乳房を揉みたい」という直球のスケベな願望もあり、デンジの品性を疑う要因ともなっています。

 

しかしその一方で、デンジの下品さは個性ととらえたり、まともな生活を送り成長するデンジを楽しむファンも多くいます。

 

どこか報われない物語に重さを感じてしまう。

本作はダークファンタジーのジャンルに震いされている作品のため、時折に救われない演出などもあります。

多くの少年漫画は、努力が報われてハッピーエンドになることが多いですが、チェーンソーマンでは大抵の登場人物は不幸な目にあってしまいます。

 

その代表例が早川アキと言う存在でした。

 

早川アキの報われない人生


デンジの相棒となり、また彼の世話係となってしまうアキは、本編において最も不幸な目にあうキャラとも言えます。

 

デンジは幼い頃の銃の悪魔によって家族を奪われてしまい、悪魔に対する嫌悪感を抱き、また自分を助けてくれたマキマに恩を感じているなど、この作品において常識的な人物ともなっています。

 

デンジやパワーなどの癖の強い人物と一つ屋根の下で暮らすことになり、二人の面倒を見つつ、世話を焼く事になる彼。

 

でも、そんな生活も悪くはないと感じ、またデンジやパワーと共に過ごす中で、二人を家族の様に想うなど、彼の心を満たしていく大切な存在となっていきます。

 

しかしそれはマキマの計画の一部でありと、彼の想いは儚くも壊されてしまうのです。

銃の悪魔の一部を埋め込まれ、銃の魔人となってしまったアキは、デンジとパワーの前に現われ、破壊の限りを尽くします。

 

もはや悪魔となってしまった彼を止める為には、殺すしかありませんでした。

 

早川アキの物語における存在感


早川アキは誰よりも人間らしい生き方をしていたキャラとも言えます。

 

早川アキの生きてきた生涯は、家族を悪魔によって奪われ、その敵を討ちたいと願う気持ちや、また自分と同じ思いをさせたくないとする決意など、純粋な存在だったとも言えます。

 

早川アキは、デンジとは別の生き方をしていた人間でもあり、比較的人間らしく生きていた存在でした。

 

仲間のために生きてきた早川アキが、信じていた筈の女性によって、あっけなくと裏切られ、悪魔の手先である魔人となってしまうなど、一部の読者にとっては受け入れがたい内容かもしれません。

 

チェーンソーマンでは、早川アキと同じように恵まれずに、その命をあっけなくに終わらせてしまう事になってしまうと、報われなき無情さが演出に込められてもいるのです。

 

魅力的なキャラが死にすぎ

姫野の死

姫野はデンジの先輩であり、彼に様々な良い想い出を遺した女性として登場し、またアキと信頼関係を築いた相棒でもあります。

 

隻眼の眼帯がトレードマークの美女であり、明るくノリのいい性格と、酒好きで酔うと奇行が目立つも、それすらも魅力だと思える素敵な女性でもありました。

 

右目を代償にし、幽霊の悪魔と契約した彼女は、不可視、不可触の腕を自由自在に操り、悪魔を殺すデビルハンターとして活躍し、歴戦の一人とも言える存在で、多くの戦いをくぐり抜けてきました。

 

しかし、その人生は凄惨で、多くの相棒を失うことになります。

その影響もあってか、アキと相棒となる時の姫野はとても暗い性格でした。

 

しかしアキと関わる事になり、彼に好意を持つ様になり、いつしか内心にてアキが公安を辞め、復讐などを忘れて穏やかに生きて欲しいと望む様になります。

そんな健気な想いを抱く姫野の最後は、そんなアキを守ろうとし、幽霊の悪魔に全てを捧げて悪魔と戦うも、勝つことは出来ずに、幽霊の悪魔を食べられてしまい、その身体の全てが消滅してしまうと、凄惨な最後を迎えてしまいます。

アキの事を想いながらも、幸せに生きて欲しいと願った彼女の死は、どこか報われないと感じてしまうものでした。

 

荒井ヒロカズの死

荒井ヒロカズは作中においてはデンジの同僚となり、またコベニと相棒となる新人の優秀なデビルハンターとして登場します。

22歳で趣味は俳句を嗜むなど、デビルハンターの中では、個性が比較的に薄いキャラとなっており、また実力不足な人材と揶揄されてもいます。

 

狐の悪魔と契約している荒井ヒロカズは、大柄ですがどこか精神的に繊細であり、また面倒見の良い性格をしています。

 

荒井ヒロカズは、当初デンジをデビルハンターには向いていない性格と、快く受け入れませんでした。

 

しかし、永遠の悪魔からデンジに救われたことで自分の間違いを受け入れることのできる人間でもありました。

 

しかし荒井ヒロカズの最後はあまりにもあっけなく、襲撃者による銃撃により、相棒のコベニを庇って彼は射殺されてしまうのです。

 

作中において、最も人間らしいと、何故にデビルハンターになってしまったのかと、思える程に善良な人物の死と言えるかもしれません。

 

チェンソーマンによる惨殺が受け入れられない部分

この作品はバトル漫画の一面もあり、バトル時においては悪魔を倒すときの以下のグロ表現が、売りになっています。

 

  • 臓物などのリアルなグロシーン
  • 死体が無惨に斬り裂かれて、潰されている

 

作者がB級映画を好んでいるため悲惨なシーンが多いともいわれています。

 

しかしその描写があまりにも凄惨すぎると意見を言う読者もおり、チェンソーマンが苦手だという声もあります。

 

 

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