『ちはやふる』は2008年から連載が開始された、少女漫画では珍しい競技かるたを題材とした作品です。
恋愛描写が下手だから
ちはやふる最終回
競技かるたとしての漫画としては最高
恋愛としては最悪
なんで?なんでそうなったの?
そこの細かい所、千早の気持ちの変化とか色々書けないなら太一か新どっちも選ばすハッキリした答えいらんかった
千早はクィーン新は名人になれたから太一には千早ってか?
それは違うだろ— toruhi☻24 (@angel_Haniel24) August 1, 2022
本格的な競技かるたを楽しめる本作ですが、主人公の少女と2人の少年たちとの微妙な距離感の恋愛も魅力のひとつでした。
しかし物語が進むほど、主人公の煮え切らない態度やどっちつかずな対応にイラつきを覚える読者も増えていきました。
もっと主人公たちの心情がわかる描写を挟んでいたならばそこまで読者が不満に思うこともなかったのですが、作者の恋愛描写下手が災いして作品自体への不評に繋がっているようです。
例えば主人公は最初からずっと1人の少年に想いを寄せていたはずなのに、最終的には別の少年と結ばれることになりました。
その心変わりに至るまでの主人公の描写が少なすぎるために、一部の読者からは「作者のキャラ贔屓で終わった」という不満の声が上がっています。
少女漫画らしくないから
今度「ちはやふる」を少年漫画として見つめ直してみよう。
なぜこんなにも読者と作者のギャップが生まれてしまったのか。— どんべえ (@tarasaku) August 4, 2022
『ちはやふる』は本格的な競技かるたを題材に、主人公たちのかるたの対戦がメインの物語になっています。
対戦がメインなので少年漫画によくある勝利や友情といったものが目につきやすく、少女漫画という雰囲気はあまりありません。
そのため少女漫画らしい恋愛要素を楽しみたい人にはあまり受けが良くなく、本格的すぎて話についていけないという読者もしばしばいます。
題材が競技かるたというマイナーなものであるため、余計に手が出しにくいイメージをもつ読者も多いようですね。
読者の中には「『ちはやふる』は少年漫画だ」と認識して楽しんでいる人もいるほど少女漫画らしくない作品です。
展開の仕方が雑だから
「ちはやふる」
最終回読んだ。おつかれさまでした。ただ第92首での主人子のあの台詞「私はかるたが好きで〜」はなんだったの?取ってつけたような、周りに流されたようなあの決着。こんな雑な扱いを受けるほどあのキャラは酷いことしたのか?説明も過程もないので残念。— Tamakichi (@segamega99) July 31, 2022
『ちはやふる』では本格的な競技かるたを楽しめる一方、物語の展開の仕方はあまり評価がされていません。
特にずっとクイーンになることが夢だったはずの主人公が、恋愛や修学旅行、勉強などを優先して惰性でクイーン戦に挑むことになる部分は読者からの反感も多かったです。
本来格下であるはずの主人公たちの成長過程の描写がほとんどされないまま、格上との勝負で何故か実力以上の力を発揮して勝つ様は読者から困惑の声が上がるほどです。
主人公たちの努力やかるたへの情熱といった描写が足りていないので、読者が物語の展開に違和感を感じてしまうのも仕方がありません。
『ちはやふる』は長期作品のため、そういった表現をするスペースが足りないということはないはずです。
そのため読者からは、描写が足りないのは「作者が雑だから」「作者のキャラ贔屓がひどいから」と言われてしまっています。
ちはやふる。なんだかつなぎ方が雑いかも?(ぉ
— 黒焦げ (@kuro_koge_burn) December 22, 2019
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