『テニスの王子様』は1999年から連載が開始され、2001年のアニメ放送以外にもミュージカルや実写映画化など多数のメディア展開がされた人気漫画作品です。
そんな人気漫画作品ですが、一部の読者からはつまらないという評価をされがちでもあります。
超次元すぎるから
なんかすごかったよ色々テニプリ超次元テニスじゃん。ツッコミどころばっかりやったもん。
— LeChe❄🐇 (@angelic_Dahila) September 4, 2021
つまらないといわれる一番の理由としては、テニス漫画なのに超次元的すぎるからです。
中高生としてはありえない身体能力の高さや現実では再現できない必殺技など、連載が続くに連れ登場人物たちはテニスの枠を超えて超人的な戦いをします。
例えば連載当初は「少し高く飛びすぎでは?」と思う程度だったのに、最近では人間3人分くらいの高さを平気で飛んでいます。
テニス漫画を楽しみたい人にとっては、もはやテニスを超えた超次元テニスはつまらないと感じてしまう人も多いようです。
女性向けすぎるから
リョ桜好きだけどテニプリは女性人気ゆえにヒロインなかったことにされてる感がしてかなしいわー
— 羅流努🍏 (@rarudo) May 19, 2012
『テニスの王子様』は、作者が自ら女性向けに描いていたと発言するほど女性人気の高い作品です。
多種多様なイケメンの男の子たちが多く登場し、バレンタインの時期には編集に届くチョコの数でランキングが発表されるほどのキャラ人気ぶりです。
少年漫画らしい熱い戦いが繰り広げられている一方、明らかに女性人気を意識したキャラクターばかりが登場します。
純粋に少年漫画として『テニスの王子様』を楽しんでいる人にとっては、女性向けの要素が多いと、つまらなく感じてしまいますよね。
メディア展開の仕方も女性向けを意識したものが多いため、男性ファンとしては少し肩身が狭い思いをすることもしばしばあります。
で、テニプリとか黒バスなんかは女性人気の特に高かった少年漫画だけど、その女性ファンが純粋に少年漫画として楽しんでたかと言われると、若干違うでしょ。これらは需要に合わせて作者も割り切ってた作品ではあるけど、元々キャラ推しみたいな人気の出方は想定してなかったと思うんよね。
— きゃのし (@benjorakugak) June 15, 2023
ギャグシーンがつまらない
テニプリはギャグ漫画としてしか見れないすまん
— パズー犬 (@DogPazu) August 30, 2023
『テニスの王子様』では通常回のテニスシーンが濃すぎるが故に、ギャグ回が見劣りしています。
【ギャグ回の一例】
〇巻〇数 | ギャグ回 |
テニスの王子様 6巻46話 | 乾が作った怪しいドリンクを飲んだ海堂・大石・不二・越前たちが次々と奇声を発しながら倒れるという内容。 |
新テニスの王子様 14巻136.137話 | 選手たちがテニスの技を使ってナンパする内容。 |
しかし『テニスの王子様』ではそういったギャグ回よりも通常回での展開の方がギャグ的だと評価されがちです。
自身が分身する人もいれば球を分身させる人もいて、突然海賊が登場して相手選手を切り付けて勝利したり、ブラックホールを発生させる人なんてのもありました。
もはや何でもありのギャグマンガのような展開が多く、読者の中には「どういうこと?」「何を見せられているんだ?」と困惑してしまう人も多いです。
テニプリ、ギャグシーン基本つまんないのに普通のシーンがめっちゃおもろいから困る
— だめうめだ (@umedandadan) March 4, 2023
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