パシフィスタの名前の由来・モデルは?完成版の強さと次回登場シーンを予想

麦わらの一味を苦しめたパシフィスタをご存知ですか?

シャボンディ諸島編で麦わらの一味を圧倒的な強さで追い込んだパシフィスタはどのような目的で作られたのでしょうか。

パシフィスタの名前の意味やモデル、なぜバーソロミュー・くまに似ているのかなども解説していきます。

パシフィスタの名前の意味は?

パシフィスタは52巻で初登場し、第511話で戦桃丸がパシフィスタのことをPX-4やPX-1と呼んでいます。

どうやらパシフィスタにはコードネームがつけられているようで、ベカパンクが発明した戦闘兵器です。

1人作るのに軍艦一隻分の費用がかかることから高価であり、作成時間もかかります。

ニコロビンがパシフィスタとは「平和主義者」の意味を持つことを明かしています。

ただ、感情も持たない、戦闘のみを繰り返すパシフィスタにふさわしい意味なのかは疑問が残ります。

世界政府としてはこのパシフィスタを平和から守るという位置付けにしたかったのかもしれませんが、手からレーザーを出すため、周りに及ぼす被害は尋常ではありません。

ただ命令に従い、殺戮を繰り返すパシフィスタは側から見ると、殺人マシーンです。

殺人マシーンというネーミングではおっかないため、「戦闘兵器」という少し柔らかめの異名がつけられたのかもしれませんね。

パシフィスタのモデルは?

パシフィスタのモデルはズバリ、七武海のバーソロミュー・くまです。

くまを実験台にし、長い年月をかけて、ペガバンクは開発したのでしょう。

なぜ、くまを元に開発したのかは真相は分かりませんが、体格を大きくすれば、大抵の海賊はその図体に驚き、引き下がると考えたのかもしれません。

またレーザーを口や両手から出すため、黄猿のピカピカの実の能力を真似ています。

巨大なロボが当たり一面にレーザを出せば、脅威です。

麦わらの一味は全員で全力を出して、パシフィスタ1体を倒すのがやっとでした。

他の超新星の海賊たちも苦戦を強いられており、相当な強さであることが描写されています。

グランドラインの前半を突破した海賊レベルでは太刀打ちできないほどの強さだと分かります。

くまがパシフィスタになった理由は?


スリラーバーク編で麦わらの一味が初めてくまに出会った時は七武海としてのくまでしたが、頂上戦争編で登場した時は、自我を失った人間兵器になっていました。

実はくまは革命軍の一員で、海賊として名を上げ、七武海に入り、世界政府の重要な情報を革命軍に横流ししていたのです。

しかし、どういう経緯か分かりませんが、くまは政府と何らかの取り引きをしており、人間兵器になることを約束していました。

そのため、くまは徐々に改造を実施され、頂上戦争編で人間兵器となってしまっていたのです。

その後、くまは自我を失いながらも、シャボンディ諸島にある麦わらの一味の船「サウザンドサニー号」を2年間も守り続けました。

他にもスリラーバーク編では世界政府の命令で麦わらの一味抹殺が指示されていましたが、くまは全員抹殺はやめ、ゾロの首一つだけで妥協していました。

結果的にゾロは生きており、誰1人として麦わらの一味は命を落とすことはありませんでした。

シャボンディ諸島編でも、くまは麦わらの一味を抹殺したように見せかけて、実はニキュニキュの実の能力で新世界の各地へ飛ばして命を守ってくれていたのです。

くまは革命軍のボスであるドラゴンの息子がルフィであることを知っており、影ながら麦わらの一味を助けていたのです。

敵だと思っていた人物に助けてもらえるなんて、麦わらの一味は運がありますね。

これは多分、ルフィの人徳でしょうね。

完成型パシフィスタの能力・強さは?


シャボンディ諸島編で麦わらの一味が戦ったパシフィスタはプロトタイプで、完成型ではありませんでした。

ベガパンクはパシフィスタを何回も試作して、戦闘経験のデータを積み重ねながら、試行錯誤していたようです。

完成型パシフィスタはマリージョア編で完成していた

では完成型パシフィスタはいつできたかというと、90巻の第905話で海軍大将の藤虎がベガパンクの様子を見に行ったときに七武海が要らないほど、すごいものが完成していると発言しています。

つまりマリージョア編では完成しているということになります。

プロトタイプでさえ強かったのに2年の年月をかけて、更に強くなったということです。

プロトタイプ・完成型パシフィスタの強さ

プロトタイプの強さは頂上戦争編では新世界の海賊やハンコックに簡単に倒されていますので、覇気を使える海賊ならば、プロトタイプには勝てるということになります。

完成型パシフィスタの強さは七武海がいらないほどの強さということなので、以下の強さが挙げられます。

  • 覇気による攻撃でもびくともしない。
  • 悪魔の実による攻撃をよせつけない。
  • レーザー以外の攻撃が増え、火炎や冷気が使える。
  • 飛行能力がある。
  • 巨人族のような大きさになっている。
  • 水陸両用で使える。
  • 攻撃を吸収してら跳ね返す。

上記のような強さがないと、七武海制度の撤廃まで決断できないはずです。

懸賞金レベルでいうと4〜5億くらいの強さで、下手すると四皇の幹部6〜10億くらいの強さを持っているかもしれません。

完成型パシフィスタはワノ国編で登場する?

完成型パシフィスタはもしかしたらワノ国編で登場する可能性があります。

なぜなら、ワノ国にCP0が潜入しており、目的は2つです。

1つ目はカイドウが負けた場合、ワノ国は世界政府の直下に置く。

つまり、支配するということです。

ワノ国の民が反発するのなら武力で抑え込む気でしょう。

2つ目はニコロビンの確保です。

ニコロビンはポーネグリフが読める唯一の人物のため、世界政府もほしがっているのでしょう。

その2つの目的を果たすためにはCP0だけでは心許ないため、大量の完成型パシフィスタを投入する準備を既に整えているのかもしれません。

完成型パシフィスタと麦わらの一味の戦いを見てみたいですね。

麦わらの一味は2年間の修行を得て、強くなったとはいえ、完成型パシフィスタもプロトタイプと比べ物にはならないパワーアップを果たしているので、楽に勝てる相手ではないでしょう。

見応えのある戦いを期待したいですね。

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