こち亀がつまらないと言われる理由4選

お金に意地汚すぎるから

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(以降通称の『こち亀』)は1976年から連載が始まり、1996年にはアニメ化がされた全201巻というご長寿人気漫画です。

主人公が非常にお金に執着しており、警官の業務の傍らで起業したり道端に落ちている小銭にも敏感に反応したりと、お金に意地汚い印象が強いです。

犯罪すれすれだったり時折完全にアウトなこともしていたりと、読者からは「お金のためなら何でもする人」と思われています。

このお金に意地汚い部分は主人公のキャラクターとして絶対にブレないので、これをあまりよく思えない読者からは面白くないという評価になってしまいがちです。

設定がころころ変わるから

ご長寿作品だとたまに物語の設定自体が変更されることがあります。

『こち亀』も連載が続く中で物語の都合上、キャラクターの年齢が変更されていたりします。

最初は連載に合わせてキャラクターも加齢していたのですが、連載が長期になりすぎたせいで途中からキャラたちは加齢が止まっていました。

しかし話の都合で突然キャラクターの年齢が上げられたり、主人公の上司である部長に至っては誕生日をころころ変えすぎた末に「部長の誕生日は変動制です」となったほどです。

長期連載故の仕方がない部分もありますが、物語の設定が変わることに抵抗がある読者は一定数存在します。

似た展開が多いから

『こち亀』は基本的には1話(または数話)完結型の読み切り漫画です。

その時代の流行に合わせた話題を楽しめる一面もありますが、長期連載作品にありがちな似た展開の話も多いです。

主人公が無謀な起業で儲けようとして失敗したり、お金持ちの後輩を利用しようとして大損害をだしたりと「いつかに見た展開だな」と感じることはしばしばあります。

40年ほど続く読み切り作品なので、作者のリズムやパターンに慣れてしまうと作品自体に飽きを感じてしまっても仕方がありません。

消えていくキャラクターが多いから

『こち亀』にはその連載の長さも相まってかなり多くのキャラクターたちが登場します。

1回だけの登場しかないキャラクターや、話の都合で登場しなくなったキャラクターなど様々存在しています。

連載初期のころに主人公の相棒ポジションにいたキャラクターに至っては、他の魅力的なキャラクターの登場後は「主人公とキャラが被るから」という理由で出番が無くなったこともありました。

新しいキャラクターは新鮮で面白いですが、それが続くと登場人物が増えすぎて把握しきれなくなってしまいます。

昔はよく出ていたのに段々と出番が減っていくキャラクターがいると、そのキャラクターを好きだった読者としては面白くありませんよね。

こち亀がつまらないというネットの反応まとめ

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