ゾロは覇気が使えますが、見聞色・武装色だけでなく、覇王色の覇気も使えるのではないかと噂されています。
ゾロは覇王色の覇気を使用できる根拠があるのか、調べてみました。
ゾロが見聞色・武装色の覇気が覚醒した時期
ゾロの見聞色・武装色が目覚めたと感じたのは21巻のアラバスタにてMr.1との戦いです。
ゾロはMr.1との戦いに苦戦し、窮地に追い込まれますが、その時、物の呼吸を感じる能力に目覚めました。
ゾロの師匠のコウシロウから呼吸を知ることができれば、鉄も斬ることができる力を得ると教わっており、ゾロは鉄を斬ることができると実感した瞬間です。
Mr.1の呼吸、つまり相手の動きを予知する力は見聞色で、鉄を斬るのは武装色であり、この2つの覇気が同時に少しだけ使えるようになったのです。
しかし、ゾロは覇気の詳細を知らないので、この時は何らかの力が目覚めた程度にしか思っておらず、その後の戦闘では覇気らしい攻撃は見当たりません。
頂上戦争後、ゾロは今の実力ではルフィの力になれないと感じ、プライドを捨て、ミホークに弟子入りしました。
2年間の修行で見聞色・覇王色はマスターし、刀にも覇気を纏わせることができるようになったのです。
61巻の新世界編に入ってからは、ゾロは覇気を自分の意思で自在に扱えており、ゾロの覇気が確実に目覚めたのは61巻以降となります。
ゾロが覇王色の所有者である伏線まとめ
ゾロが覇王色の所有者である根拠は
● レイリーが覇王色を使用している
● 鬼気でカクに鬼神を見せた
● モネを気合いもしくは威圧だけで倒している
であると予想します。
①レイリーが覇王色を使用している
ロジャー海賊団の副船長だったレイリーは覇王色の覇気を簡単に使えており、ルフィに覇気を教えた師匠でもあります。
副船長のゾロも海賊王になるルフィを支える立場から考えると、覇王色の覇気を使えても不思議ではありません。
むしろ、使えないとルフィを支えれないので逆に困りますね。
②鬼気でカクに鬼神を見せた
ゾロはエニエスロビーのカク戦で「鬼気“九刀流”“阿修羅” “弌霧銀”」という技を使用し、カクは気迫で鬼神を見せたことに驚いています。
これは覇王色の覇気では無く、鬼気と言われていますが、覇王色の一種ではないかと予想します。
相手に幻を見せるほどの気迫なので、覇王色に近い存在だと思います。
③モネを気合いもしくは威圧だけで倒している
ゾロはパンクハザードで覇気を使わずにモネを倒しています。
この時、モネはゾロの気合いもしくは威圧で恐怖で動けず斬られたと感じています。
もし、覇気を使われていたら、確実に死んでいたとも発言していることから、ゾロは覇気を込めていれば、覇王色の覇気に近いものを再現できたのではないでしょうか。
覇王色の覇気の片鱗を感じます。
ゾロの左目と覇王色の覇気の関係性
2年後の新世界編でゾロが初登場した時、左目が閉じていることに衝撃を受けましたね。しかし、麦わらの一味はゾロの左目を見ても、誰もなぜ閉じてしまったのかを聞こうとしません。
原作では語られていませんが、何らかの形で麦わらの一味はゾロの左目の秘密を知っている可能性があります。実は左目と覇王色の覇気の関係性は今のところ、ありません。
ですが、左目はわざと閉じた状態にしていて、覇気を貯めれるのかもしれません。もしくは左目を開眼することで、視野が広くなり今まで見えなかったものが見え、あらゆる方向からの攻撃が可能になるなど、何からしらの力は隠していると思います。
作者がゾロの左目をキャラクターデザインのために閉じたとは思えず、今後、開眼するのは確実だと言えます。
ゾロの覇王色の覇気が覚醒するのはいつか考察してみた
ゾロの覇王色の覇気が覚醒するのはワノ国編でのカイドウ戦の可能性が高いです。ゾロの覇王色の覇気が目覚める前兆として、鬼ヶ島でアプーを倒した直後、強い揺れが起こり、クイーン達はゾロが覇王色の覇気で起こしたものだと勘違いしました。
ゾロも自分が起こしたものではないと言っていますが、勘違いするほどの気迫がその場に伝わったということなので、覇王色の覇気に似たようなものだったのではないでしょうか。そのような場面があったことから、ゾロの覇王色の覇気の覚醒は間近ではないかと予想します。
ゾロとレイリーの共通点
ゾロとレイリーの共通点をまとめました。
①副船長
ゾロは原作では正式に副船長ではなく、戦闘員ということになっていますが、ほぼ副船長的な役割を担っています。
ウソップが一味を抜けた時、再加入しようとした時も、ルフィの甘い考えに喝を入れ、一味としてどうあるべきかを冷静に対処しています。
一味の中でも冷静ですし、寝ている時でも船が敵に襲われないか、気を張り詰めています。
肩書きは副船長ではないですが、十分に麦わらの一味をルフィの代わりにまとめることができる役割を担っています。
レイリーもロジャーは陽気でおかしな真似をしないように見張っていたので、その点ではゾロと似ています。
ゾロもレイリーも現状に起きていることを冷静に判断できる器であると言えます。
②剣士
ゾロとレイリーの1番の共通点といえば、2人とも剣士であることです。
ゾロは三刀流ですが、レイリーは一刀流です。
剣技は似てないと思いますが、剣士であるからこそ、戦闘においては冷静かつ迅速に対処することから、船長をサポートする立場と言えるのではないでしょうか。
③目と胸の傷
ゾロは左目と左胸に傷があり、レイリーは右目と右胸に傷があります。
シンメトリーになっており、何か作者の意図があるように感じます。
この傷のエピソードについて描かれる可能性は低いと思います。
④海賊になるきっかけは麦わら帽子
ゾロもレイリーも麦わら帽子を被った男の誘いにより、海賊になることを決めました。
ルフィはゾロに処刑場で助かって海賊になるか、このまま死ぬのかを強引に選ばせ、仲間に引き入れました。
ゾロも強引な誘いだとは思いつつも、大剣豪へなる道だと思い、海賊になります。
一方のレイリーは出会ったばかりのロジャーに運命だと言われ、強制的に海賊にされました。
麦わら帽子にも何か謎が隠されているのかもしれませんね。
⑤お酒と寝るのが好き
ゾロもレイリーも酒豪で寝るのが好きそうです。
船長のサポートで気疲れするため、休める時にお酒を飲んで、寝たりするのが日課になっているように思えます。
共通点は細かいことを言えば、まだありますが、上記の特徴がないと使えない覇王色の覇気もあるのかもしれません。
ゾロの覇王色の覇気考察まとめ
結論、ゾロの覇王色はワノ国編で覚醒します。ゾロの覇王色はエニエスロビー編でカクに見せた気迫から、既に覇王色の兆しがあります。
その後も、モネとの戦いで覇気を使わずに気迫で倒していることから、覇王色の覚醒は近いはずです。覇王色が覚醒するのは間違いなく、カイドウ戦だと予想します。
カイドウとの戦いでゾロは窮地に追い込まれ、覇王色の力を発揮し、刀を黒刀にして、戦う気がします。もしくは閉じている左目が開眼し、隠された力から覇王色を覚醒させるかもしれませんね。
ゾロが本領を発揮すれば、ルフィも更なるギアを覚醒させ、共闘してカイドウを倒しにいくでしょう。ワノ国編ではすでにカイドウと戦っており、もうすぐその答えが分かります。
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